2015年5月5日

移動夢ハウス?

ゴールデンウイーク中の3泊4日、私の家に、子ども夢ハウスの子どもたちがお泊まりに来ていました。

満月も重なり、納棺の現場が非常に立て込んでおり、3泊4日の内の丸々二日間の日中は特に、なかなか一緒に居られず、「大丈夫!待ってる!」と、子どもたちがみんな我が家でお留守番。私が留守なので我が家のじじ、84才、「おぉ、大丈夫だぁ!」と張り切ってはいるが、実は、夢ハウスの子どもたちに、面倒を見てもらっていた!

そして途中から頼もしい!夢ハウスの吉山くんと一緒に第二陣の子どもが合流し、賑やかなゴールデンウイークとなりました。

私の仕事も、現場が入れば直ぐに走らなければならないので、仕事柄なかなか約束も出来ず、約束しても守れないことも多く・・・。実は、アポイントをいただいても、現場に走れば、お待たせしてしまうこともあるのです。

子ども夢ハウスの子どもたち、藤原先生も、吉山くんも、横ちゃんも、保護者の皆さんも、地域の皆さんも、実は私の仕事を本当によくご理解いただいていて、大人と素敵な関係の子どもたちだから、「大丈夫!」と、言ってくれるのだと思います。毎回、夢ハウスへ行くときも、実は予定を立てられないので、その日の午前中に納棺現場の状況を見てから、夢ハウスへGO!しています。

さて、ゴールデンウイーク中の、我が家でのお泊まり会。

戦後70年を迎える今年ですから、子どもたちと北上市内にある、特攻隊の飛行場跡地に、様々な話をしながら行きました。

そして、ショッピングモールや子どもたちから希望があったお店などへ。

「土地が、すごくいっぱいあるんだね!」車を走らせていると、広い田んぼや山々などの風景を見て、吉山くんも、子どもたちも、現在の沿岸部の状況をよく知っているからだと思います。そう話していました。

それから私から、子ども夢ハウスのみんなに一つ、お願いをしました。以前、病気と闘っている方が居られました。「克服して、夢ハウスへ行く。」とずっと話されていましたが、残念ながら亡くなられました。せっかくみんなが北上市に来てくれたから、お墓参りをお願いしました。

北上市内のお寺に到着。が、亡くなった後に、私も初めてその方のお墓参り。お墓が、何処にあるのか分からない。吉山くんの提案で、みんなで探そう!と言うことになり、みんなで探し出した。そして子どもたちは、なかなか見付からないので、その方の名前を呼びながら「◯◯さ〜ん!」「◯◯さ〜ん、何処ですか〜!」

広い墓地をどんなに探しても、でも、やっぱり見付からない。

みんなで話し合って、やっぱりお寺に聞こう!と、言うことになり、お寺のチャイムを「ピンポーン」

「すみません!◯◯さんのお参りに来たけど、何処に居るのか分かりません!」子どもたちは元気いっぱい、聞いていました。そして、お寺さんに、お墓まで連れて行っていただいて、

「あったー、何回も通ったのに〜」
「ありがとうございました!」等々、感動の対面をして、

それから、みんなでお墓を洗い、洗い・・・!?子どもたちは、「ご近所さんだから」と、一つ一つのお墓に話し掛けながら前後、両隣のお墓も洗い出し、「きれいにしましょう!」「気持ち良いでしょー」

大変強い風の中、苦戦してやっとつけた御線香も、前後、両隣にも「どうぞー!」「どうぞーー!」ちょっと離れた所までも「どうぞー!」さっき、間違った墓石の所にも「間違って、すみませんでしたー!」子どもたちの、素敵な普段の生活が、垣間見えました。

「御線香は、墓石の上には置かないよ!」「えー!じゃぁ、何処にあげるの?」「ここ、ここ!」「へぇー、そうなんだぁ!すみませんでしたー!」

なんとも可愛いらしい、お墓参りとなりました。( ̄^ ̄)ゞそして、墓石の主の皆さま、2時間ばかしの時間、子どもたちの一生懸命にお付き合いいただいて、ありがとうございました。そして、大変お騒がせしました。

吉山くん、夢ハウスの子どもたち、お墓参りを、本当にありがとうございました。みんなのお陰でやっと、御本人の思いに応えられた気がしました。

優しい子どもたちの姿に癒されたのは、きっとお墓の主の皆さまも、私と同じ気持ちだったかもしれません。