5月11日〜25日まで、
おもかげ復元師震災絵日記(ポプラ社さんより出版しています)のパネル展が開催されます。
現在、パネル展のための工事準備中ですが、パネル展会場に展示するための、ご来場いただいたみなさまへ向けてのメッセージを書かせていただき、いつもパネル展のお世話をしてくれている、被災地宮古市出身のFちゃんが、一生懸命に今回のパネル展も担当してくれて、本日発送致しました。
皆さまお一人おひとりの防災意識の中に、何か少しでもお役立ていただけると嬉しいです。
おもかげ復元師の震災絵日記は、先日テレビの一時間番組の中でも、紹介していただきました。
北海道の砂川市にある、いわた書店さんの「一万円選書」の特集でした。どんな本を読んだら良いのか、依頼主が気持ちを書いて、いわたさんにカルテを作ってもらって、いわた書店さんが一万円分の本を、その人のために選んでくださると言うものです。
私は出張先で、その番組を拝見致しましたが、おもかげ復元師の震災絵日記を紹介していただいた内容として、
手と足の障害をお持ちの、とっても可愛らしい若い女性が、美容師とメイクアップアーティストを目指しながら、頑張っている姿がテレビに映し出されました。
彼女は、メイクブラシを頬と肩を使い上手に使いこなします。彼女のメイクは、本当に素晴らしいものでしたが、彼女は悩んでいて、一万円選書をいわた書店さんにお願いしていました。
いわたさんは、彼女のために本を一万円分、選びました。その中に、おもかげ復元師の震災絵日記がありました。
彼女はそれを読んで、こう言っていました。
「本人の人柄や、その人にしかない素敵さを大切にしながら、メイクをすることの大切さを学びました。」
私は著者として、こんなに嬉しいことはありませんでした。とても深く心の底から感動し、心に温かい気持ちが残るものでした。
一つは、彼女が読んでくれた絵日記の中の人たちは、みんな亡くなっている人だけど、亡くなった人たちが、生きている人を勇気付けてくれたこと。彼女が、それをとても素直に感じ取ってくれたこと。
二つ目には、いわた書店さんがお話しされた内容に、一つ一つ驚いて感動したこと。私が現場の中で、とても大切にしていることをあまり口に出したことは無かったのに、絵日記から、それを一つ一つ理解していただいていたこと。
三つ目には、いわた書店さんに、彼女と震災絵日記の中の人たちをつないでいただいたこと。
感動して、涙がポロポロ出てきてしまって、テレビの前で涙が止まりませんでした。
現在は、注文が殺到して一万円選書は、一旦注文は受け付けていないそうです。詳しくは、いわた書店さんのホームページをご覧ください。
おもかげ復元師の震災絵日記は、東日本大震災が発生し、復元に走りながらの中で時間を作って書き続けた、私の個人的な絵日記でした。ポプラ社さんの力を借りて、たくさんの人たちに支えていただき、力をいただき、関わってもらって世に出た本です。そうして今も、又たくさんの方に、大切にしてもらっています。
おもかげ復元師の震災絵日記パネル展、道中どうぞお気を付けてお越しくださいませ。涙が止まらないかもしれませんので、ティッシュをお忘れなくお持ちくださいませ。
このたびのパネル展も、本当にたくさんの皆さまお一人おひとりのお力をお借りして開催されますこと、おもかげ復元師を守り続けてくれる皆さま一同、心から御礼申し上げます。