2016年3月11日

子ども夢ハウスおおつち311

福岡県の講演を終えて岩手県に戻り、翌日は会社での業務、夕方に八戸へ。昨日は八戸から戻り、会社へ寄って仕事をして、子ども夢ハウスおおつちへ行ってきました。

福岡空港で、夢ハウスの藤原代表に偶然バッタリ!同じ飛行機で岩手県入りされて、盛岡のフランチャイズでご指導後に、夢ハウスに入るとのことでした。

「命日」。家族を亡くすという事実は、どのような死の迎え方をしても、本当に心が壊れそうになります。誰だから良いとか、悪いとか・・・、どの死の迎え方が良いとか悪いとか、そういうことでもありません。捉え方も、感じ方も一人一人違うから、その人が求める形がどうなのかが、大事だと思います。

この日まで沢山の被災者の皆さんと、お話ししました。先日は1日で6人の方とお話ししていました。背景について一人の方が一人行方不明とは限りませんから、その1日で27人の行方不明の御家族への想いを伺いました。

フラッシュバックをして動けなくなること、考え込んだり、涙が溢れてきたり、震えが発生したり。ストレス性のショックは、体に変化をもたらせることもあります。お話ししながら穏やかになれる方向へ、少しずつ一緒に考えていきます。もちろん、一人一人対処の方法が異なります。

本日、夢ハウスでも子どもたちの大切な家族や、親戚など身内の、お友達の「命日」を迎えます。町の放送では、明日の2時46分の黙祷のサイレンについて等の放送が流れていました。東日本大震災が発生した日のこと、津波のこと、最初はふざけながらも段々真剣になる子どもたちから、「どんな風に亡くなった家族を想えば良いの?」の質問から、偲ぶ気持ちを中心に色々な質問に対してもみんなで考えながら話し合いました。それから各々が亡くなった大切な人に向けてのお手紙を書きました。

「おおつちの町の、
お空に行った皆さんへ。
今日は命日ですね、
おかえりなさい。
みんなとゆっくりすごせますように。
帰るときは、
気を付けてかえってくださいね。」

と、書いた子も居ました。震災後に環境や状況が、ガラリと変わった子どもたちの生活。夢ハウスでは生活の様々を学び、身に付け、何でも自分で出来るように自立に向けての支援を受けています。お互いを思い合うこと、そして優しさも充分に身に付けていました。

子どもたちが話してくれたお話の中で、忘れられない言葉がいくつもあります。以下、その中の一つです。

「ドラえもんが居たら、お願いしたいことがあるんだ。

震災の前の日に戻してもらってね、
みんな逃げろ!!って言ってさ、

全員逃げられるように、
一人も死なないように、
叫んで歩くんだ!」

日ごろから皆さまのご支援、ご寄付に心より感謝を申し上げます。本当に、ありがとうございます。これからも引き続き、よろしくお願い致します。子ども夢ハウスの活動内容について詳しくは、弊社のトップページから、夢ハウスのブログをご覧ください。

今日、夢ハウスは子どもたちとお空の上に行った皆さんへ向けて、静かに過ごします。昨年とは又違った「命日」です。どうぞ温かく見守っていただければと思います。



・・・ってブログを打ってたら、我が家の電気が急に消えて、「え?」誰かが会いに来てくれたのかしら・・・?子どもたちの、身内かしら?こんなことは、我が家では初めてです。この仕事をしていると、不思議な現象に対して、全然驚かなくなってしまった私でした。

東日本大震災発生から5年。私も自分の気持ちを覗き込んだり、ご縁をいただいた皆さんのことを想う、大切な1日を静かに過ごさせていただきます。