2016年3月30日

マンツーマンセミナー

6日間のコースを受講するため、東京からようこそお越しくださいました。本日で5日目です。

10時〜18時(大抵は時間通りには終わらないことも多いです)までの毎日のセミナーの中で、ものすごい数の知識と、様々な技術を猛特訓。一つ一つの猛特訓が以下の通り。

頭に流れをしっかり入れる→
猛特訓をして体に流れを覚えさせる→
臨機応変に対応すべく更に猛特訓。

コースにより異なりますが、おおよその流れです。セミナー期間中は、現場で発生する課題を中心に、どんな質問をしても良いので、定期的に通われている方は、現場での課題をたくさん持ってセミナーを受講される方も多く居られます。求められていることに対して傍観を決め込むのではなく、出来ることを増やすことが目的です。一つでも多くの引き出しを増やしてもらえるように、一つでも多くご遺族の要望に応えられるように、私たちもお伝えしてお手伝いしています。

技術職は、大きなリスクを持ち合わせます。それは、

自分が出来たと思ったことと、相手の依頼主が出来ていると思ったことと、評価が違うことがあるからです。すれ違いや価値観の違いを放っておくと、援助をする目的と大きく違う方向の、深い悲しみに落としてしまうという結果を招くことがあります。それをよく理解して、技術を提供しなければなりません。自己評価を高くせず、冷静に自分を客観的に見て、観察する視点を養わなくてはなりません。

技術職は、驚く程一瞬で信頼していただいて好かれるメリットと、真逆の一瞬で嫌われるデメリットを持ち合わせます。どちらに傾くか、どちらに傾けたいのか、自分が何をしたいのか、自分が何故この動きを選ぶのか、それによって関係する一人一人がどんな心情を抱くのか、自分の行動により、何を招く可能性があるのか等々、よく考えて自分の行動を決めなければなりません。

納棺や復元の現場も、社会問題に直面することが多くあります。その対応やつながり、理解も必要です。

セミナーの内容自体、とてもハードではありますが、

「最期って、何て言いたかったのかな?」ご遺族が私たちに問い掛けることの多いこの言葉に、私たちは答えを持ち合わせていません。だからこそ、ご遺族の想いを故人への技術に変えていき、そっとお傍でお気持ちを見て守ることしか出来ません。

全国各地から岩手県に入り、マンツーマンセミナーを受講され、たくさんの引き出しを増やし、地元に帰りたくさんのファンが増えて、マンツーマンセミナーを受講されたお一人お一人が修了証を手にして、益々活躍されています。

残り2日!いただくご縁に精一杯向き合えるよう、で頑張りましょう!!