現在も被災地沿岸の警察署には、県外から特別出向警察官のご支援をいただいています。行方不明者の捜索は、毎月11日に現在でも行っていただいています。以前、警察官の方々に向けての講演に大船渡警察署でもお声を掛けていただいたご縁がありました。
「防犯戦隊ケセンジャーに会いたい!」
と言う子どもたちの希望。津波で甚大な被害を受けた岩手県の町の一つ、大船渡市にある、大船渡警察署への訪問です。北上市から高校生6人+大人2人、子ども夢ハウスおおつちから今回は小学校、中学校、高校生合わせて13人+大人2人(二台の車に乗れる人数で)。
「い・か・の・お・す・し」の防犯の歌に合わせ、ケセンジャーのキレッキレのあまりもすごい上手いダンスにみんな、予想以上にテンションが上がりまくりってしまいました。そして、満面の笑みでケセンジャーに、からむ、からむ。みんな、幸せそうだった・・・。胸がいっぱい、涙が出そうになりました。気が付いたら本物ケセンジャーと子どもたちが戦いごっこをしてもらっていました。本当に、子どもの扱いがとても上手くて、感心してしまいました。
実はこの企画の裏には、とっても偉い管理職の警察官がずっと支えてくださいました。口数は少ないけど、ニコニコしてみんなを見守ってくれながらも、メリハリのあるながれと、笑顔になるポイントをたくさん作ってもらっていました。私はその方からとても素敵な人選(警察官も背景があります)と、おもてなしの心構え、管理職のあるべき姿を学びました。他の方から刑事経験が長かったとも、伺いました。やっぱり何も言わなくても、存在感がすごいです。
「ケセンジャーに会いに行こう!」企画は、2月28日のいのち新聞も一つのきっかけでした。20人位の子どもたちが「警察の皆さんへ」のメッセージを書いていました。「ご迷惑でなければ、受け取っていただけませんか?」と相談させていただいたのがきっかけになりました。家族を見付けてもらった子どもたちは、「警察官にお礼が言いたい」と、家族が見付からない子どもたちは「警察の捜索は終わってしまうの?」と聞きます。直接警察官に会えたら良いなぁと、私はとても考え込んでいました。内陸の子どもたちも、大地震は経験しても津波を経験していない子どもたち、親が沿岸の出身だったり。
今回は、管理職の警察官の方の支えで、ケセンジャーが沿岸と内陸の子どもたちをつないでくれました。本当はこういうこと、そんなに簡単に出来ることじゃないから、子どもたちの気持ちと、警察官への憧れの気持ちをご支援いただいて、本当に有難かったです。
「ケセンジャーが悲しむから、悪いことは出来ないね。」
と、言っていた子も居ました。この子の言葉に、愛されること、信頼し合うことも、子どもたちは学ばせていただいたことを知りました。亡くなったこの子たちのご家族から、私たちが任された「何か」を探しながら、まだまだ頑張りたいと強く思った1日でした。
↓↓↓「岩手日報・3月22日の記事で紹介されました!」
↓↓↓「岩手日報・3月22日の記事で紹介されました!」

