2014年8月14日

死んだ人ってこわくないの?

「死んだ人って、こわくないの?」と、
あらゆる所で子どもたちに聞かれます。
実は、全然こわくない。
戻すことが出来ないともしかしたら・・・
こわいのかもしれないな、と
子どもたちに質問をされて、
自分の弱さに気が付いた。

人の体の作りと、
人の体の変化と、
死因と、
置かれた環境と、
少し前のことがちょっとだけ関係して、
「死語変化」となる訳だから、
それらを丁寧に辿っていって、
元に戻す目標に向かいます。
だけど、その経過の中で、
その方が生きて来られた証に、
出会えることが多くて、
その度に胸がグッとなることがあり、
それを技術にかえて、尽くす。

対面をしていただいて、
その時に、
ご家族が亡くなられた方の、
名前を呼んでくださった時に、
ドッと緊張の糸が、
切れる瞬間があります。

現場では緊張の糸が何本もあり、
その一本一本を大事にして、
傍に居させていただける時間に、
ものすごく感謝しています。

死の意味を感じたり、
理解しようとする気持ちがあると、
実は死は色んなことを教えてくれます。

そこにその方の人生があったことも。

お盆はきっと、
年齢や性別、どう亡くなったかの
理由に関係なく、
こうして日本を作って来てくれた先人の、
功績を感じる時なのかもしれないと、
そう思いながらお盆を過ごしていました。
「死を迎えた人と生きている人の差は、
私には無いんだよ。みんな、同じ大切な人。」
と、子どもたちに答えていました。
たいていその後は、質問責めにあいますが(笑)