はるか前に伺った現場のことを、
今日は思い出していました。
先日、御遺族に久しぶりにお会いして、
思い出して大笑い(笑)
当時小学生だった、その子。
お母さんを亡くした現場に伺い納棺終了後に、
「ちょっと、こっちに来て!」と、
その子に呼ばれた。
裏の勝手口に、
亡くなられたお母さんが書いた、
貼り紙があった。
その子としゃがんで、しばらく待つ。
「良いもの見せてあげるから。」と
言われたので、一緒に待つ。
・・・何も起こらない。
お母さんが書いた貼り紙を再度見る。
「ケガノオソレアリ」
その子の顔を見る私。で、聞いてみた。
「何を待ってるの?」
その子「アリ」
私「アリ?」
その子「お母さんが書いた貼り紙にね、
「ケガノオソレアリ」って
書いてあるでしょ?だから、アリ。」
私「アリ?ケガノオソレアリのアリ?」
その子「そう!」
とろけてしまうほど、
可愛かったことを思い出した。
いや、亡くなられたお母さんが一番、
可愛いと思ったに違いない。
素敵なお母さんだったんだなぁ。
と、癒された現場があった。
久しぶりに会ったその子は、
すっかり大きくなっていて、
「あの頃兄妹で、そういう種類のアリが、
本当に居ると思っていました(笑)」と、
笑っていた。
「お墓にお参りする度思い出しています。」
貼り紙は宝物になったと教えてもらった。
あの現場でも思ったことがあった。
生き方も感じ方も、みんな様々。
それでいいじゃない!と思った思い出でした。