2016年6月7日

岩手県立花巻北高等学校・復興教育授業

6日、「復興教育授業」ということで、全校生徒750名、アメリカからの留学生6名、教員の先生方々に向けて、お話しをさせていただきました。私の母の母校というご縁もあり、母の青春時代を(いつでも青春時代みたいな人だけど)少し意識しながらのスタートでした。

お話しの概要は、以下の通りです。

仕事は、目の前の方の人生の、大切な時間の一部であると、思います。私たちの前を立ち止まられるのか、通過されるのか。どのようなお仕事でもきっと、互いにそういう状況や背景が存在するものです。だから、今をどうするか、次に何をするべきかを考えながら進める必要があります。

(略)

何かしらを生業としたとき、
様々な知識が必要です。

知識を持つと、
探究心を養う形になるので、
なぜ?どうして?と、
自分自身に問う力を持てる人になり、
その探究心の先にあるものを、
きっと見付けられる人になると思います。

そして、真摯に取り組むほど、
壁に当たり、その度に、
どんどん勉強する。

勉強は、何かしらの目標を持ってするもの。
満点を目指しても良いし、

夢を見付けているなら、
それに向かっても良いと思います。

まだ夢と出逢ってないなら、
夢に出逢うまでの、
準備のためとしての勉強でも良い。

後悔を追いかけるのが目標であっても、
人それぞれだから、良いと思います。

但し、
自分自身を成長させることを目的として欲しいと思います。人に認めて欲しいと思うこともあるかもしれないけど、それは人に向けると間違いが起きやすいので、自分自身に向けてみると、色んなことが、見えて来やすくなるのだと思います。そのときに見付けやすいのが、挫折。

壁は、
目の前に立ちはだかるイメージ。

挫折は、
ガクッと肩を落とすイメージ。

挫折したとき、どうするか。

自分とどう、向き合うか。

その向き合い方によって、この先の進み方が大きく変わってくるのだと思います。

挫折したときこそ、
その悲嘆という力によって、
自分自身と向き合うことにより、
もっともっと、知識を吸収する力を得られるのだと思います。

(中略)

だから、挫折を経験した人は、
とっても温かく、優しく、強い。
それから、
たくさんの人の力を借りて、
責任の取り方をそこで、学びます。

その力をバネに、
それぞれの立場から、
復興を考えて欲しいと思います。

立ち位置が違っても、つながって考えていくことができれば、それが町づくりになるのだと思います。

挫折を経験した後に得る知識により、
応用力を身に付け、
その知識は、
目の前のことに挑む勇気をくれます。

しっかり落ち込んで考えて、自分の向かう方向を、探して欲しいと思います。

2度と後悔したくない。
そういう思いで、
私も突き進み、
たくさんの人に支えられ、
生かしてもらいました。
今も、そう。

悲しみに直面するお仕事を、こうして続けさせていただけるのは、決して悲しみに慣れたのではありません。深い悲しみを感じることは大変多くありますが、悲しみに対して向き合う知識と手段を手探りで現場で探し続けながら、それを知り、求められることに対して悲しみを力に変えていく、それを続けている形です。

現場は生きているから、その動きに如何に、対応出来るのか。プロに求められることをしっかり現場で見る訓練を、今でも続けています。

(体験談、中略)

大人はみんなの悲しみを支え、
笑顔になれるように、
色んな知識を分けてくれる。

けれど、考えて、悩んで、
決めるのは、自分です。

だから、自分を信じ、育ててあげてください。

ただ無意識に生きるのではなくて、生きていることを意識して、生きて欲しいと思います。

今日は、今日しかない。

それが亡くなった人たちが遺してくれた、とても大切なものだと思うから。

老婆心ながらとおおよそ、
そのようなお話しをさせていただきました。

ご縁をつないでいただきました、諸先生方々に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。皆さんの、益々のご活躍をお祈り申し上げます。

追記、
一生懸命キラキラした目で、ざわめいたり、驚いたり、涙したり、大きくうなずいたりと、一緒に考えながら、皆さんが聞いてくれました。ステキな皆さんと、いのちや復興を考えられたご縁に、感謝申し上げます。

追記2、
いのちの授業のお申し込みを多数、いただいておりますが、なかなか私のスケジュールが合わず、お受けできないことも多々、ございます。大変、申し訳ありません。なので少し、いのちの授業の内容を、ご紹介させていただきました。

明日は、4年前にお申し込みをいただきました講演に伺います。お世話になります、よろしくお願い致します。