2016年6月3日

JA葬祭担当者・納棺実践講習会、佐賀県

九州全農さんからのご依頼で、今年で3年目になる「JA葬祭担当者・納棺実践講習会」のため、九州全県のJA葬祭担当者さんへの技術指導のため、今回は佐賀県に来ていました。


「死」の存在が生活の中から遠ざかる時代背景の中で、現代のお見送りの形が様々に変化しつつあり、家族葬や直葬と呼ばれる内容の希望も多くなったと言われつつも、その形も少しずつ変化しています。人間関係に於いての社会的な課題や、その背景も大きく関係してくるようになりました。

悲嘆の援助を目的とした、参加型納棺の内容を組み込む形として、地域のしきたりや風習に合わせて、求められていることを捉え、ご遺族の希望をどのように叶えていくか、10時〜16時までのいただいたお時間の中で、講習を行いました。

質問も大変多く出て、テキストの中に無い特殊な内容についても、お答えしていきました。

悲しみは、人の心を深い優しさへと育ててくれると思います。大切な人を偲ぶ偲び方、悲しみ方・・・。大切な人が遺してくれた想い出は、ちゃんと人生を支えてくれるから、お別れのお手伝いも一件一件が真剣勝負です。

同じ九州の中で熊本県での地震災害についても、支援され続けて居られる方々も居て、今までと現在、これからのことを、話し合った時間もありました。

報道いただいた記事や、NHKスペシャルを見て、この道に進んだとお話しをしてくれた若い葬祭担当さんが居ました。

「この世界に入って、良かったと思いますか?」と聞くと、

「深い悲しみの中で頼られ、自分の未熟さをその度に知らされます。だから、学んで、希望に応えられる担当者になりたい。この道に入って、自分の考えが深くなり、学びも多く、本当にこの世界に入って、良かったと思っています。」

仮に私の存在を知ってもらったとき、亡くなられた方を含め、死に携わり御尽力された沢山の人たちの存在を知ってもらうことが出来ること。そして、何より亡くなった人が、誰かの心の中に生き続け、支えてくれていることを、お話しを伺う中で、教えてもらいました。

今日の佐賀県の最高気温は28℃!来週辺りには、梅雨入りするそうです。九州新幹線は、地震災害の影響で臨時ダイヤで運行していました。そして、岩手県に帰って来ました。