2016年5月22日

ビックリしたこと

「最近、二階で足音がしている。」

誰も居ないはずの事務所の二階で、足音がすることは、実はよくある。最近は、頻繁になっていた。

「あ、お腹が空いたのかな?」

まぁ、この仕事をしていると、摩訶不思議な現象に遭遇することは、度々ある訳で。最近なんて、

「おー!」

って、言ってしまうこともある。(笑)

二階の私の部屋には、座敷わらしが住んでいる。誘ってなかったけど、前の事務所から一緒に引っ越してきた小さな子ども二人と、県外に行ったときに、ちょっと不思議な体験をして、小さな子どもに手を握られた感触があったあの時からと、常時3人居る。

岩手県ではよくある話しで、むかし生きていたかったのに食べるものも無い時代に生まれ、間引きされた子どもたちと伝えられているため、座敷わらしの出る家の人たちは、生きてる子どもと同じように接して、可愛がる。だから、桜の事務所の座敷わらしも、みんなに可愛がってもらっている。

時々ご遺族が子どもさんを連れて遊びに来ると、何も言っていないのにスタスタと二階の私の書斎へ上がっていき、何やらお菓子を分けてくれる。お菓子の数を見て、少し驚いた私が、

「何人居たの?」

と、私が聞くと、

「4人!(にっこり笑顔)」

と答える子どもたち。特に、就学前の子どもたちには鮮明に見えているようだ。

ガジュマルの木の妖精と言われる沖縄県のキジムナーも、座敷わらしの様子に少し似ている。沖縄県に行ったとき、地元の色んな人に教えてもらったキジムナーの話しに、ワクワクした。3歳までとも、5歳までとも言われる幼い子どもに姿を見せるらしい。三線(さんしん・沖縄の三味線のような楽器)とおじい(おじいさん)と、おばあ(おばあちゃん)が好きで、三線を弾いている人の後ろで楽しく踊るらしい。屁が嫌いで、魚の左目が好物とも言われ、漁の船にギジムナーが乗ると大漁になるから、「行くぞ〜!」と声を掛けることもあると言う。寂しがりやで、いたずらっ子。一人が寂しくなると、姿を表すらしい。

肌の色は、赤とも、黒とも言われている。座敷わらしも、河童も、赤や黒の肌の色を持つ子も居る。河童は他に青、緑がある。遺体の専門職として、この子たちの色を考えたとき、どの色も、人が死んだときの色として見ると、その背景や様子がどのようなものだったのか、想像が付く。胸がグッとなる。

幽霊にもなれない、生きていることも出来ない彼らを面倒見ようと、昔からお年寄りは可愛がって来たものだ。

だから、(あ、一人増えてる・・・。扶養が増えた。今度、お菓子を4つ買ってこないとならないな。)と思った。

雨の日は、座敷わらしの足音も盛ん。

「お仕事が出来ないから、少し静かに歩いてね。ジャンプ、今日は禁止!(階段をけっこうジャンプしているので)」と、足音に声を掛けることもある。

と言うことをなんとなく思い出しながら、今日、事務所の鍵を開け、一階の窓を開け、二階に上がりながら、

「あ、そう言えば明け方、警備会社のセンサーに反応したと言って、二回来てもらってたっけ。しかも、私の書斎でセンサーが作動したって。」

座敷わらしかなぁ?と、事務所の中で話していたら、

「まさか、警備会社に「座敷わらしが住んでいる部屋です」なんて、非現実的なことは言えないから、ちゃんと部屋を見ておいてください。」

なぁんて、社内で注意されたりなんかして。(笑)

そりゃ、そうだ。
そりゃ、そうだ。
言えない、言えない。
「座敷わらしです。」なんて、警備会社に。(笑)

しかしこの世界は10次元あると言われる中の一つな訳で。立派な大学の教授が「ブラックホールは、10次元無いと成立しないと、某テレビでやっていた。」と、講演のときにお坊さんが教えてくれた。「あの世や幽霊が、存在するのか?」よりも、「自分も存在しているんだから、他が存在していても良いんじゃない?」の回答は、素晴らしく納得出来たものだった。

自分を見失ってしまう情報ではなく、自分を見つめたり、成長させたりするための情報である、そういう意識と情報との付き合い方が大切であると言うことだと思う。

そっか、そっか・・・、

そして引き続き二階の窓を開けるため、私の書斎へ入り窓を開け、お菓子の賞味期限を見て、「ん、全然大丈夫!」と確認をして、セミナールームに入ったとき、

ビクッ!!!!!!!

幽霊にも、座敷わらしにもビクッとしない私、幸子さんに思いっ切り驚いてジャンプしてしまった。

「んもぅ、幸子さん〜、びっくりしたぁ〜!」(二つ前の「幸子さん」のブログを参照ください)

幸子さんは、ただ横たわっているだけ。何か誰かに危害を加えている訳ではありません。「私が勝手に、幸子さんにビックリしちゃった」と、言う話しに、長々とお付き合いをいただき、ありがとうございました。ε-(´∀`; )