藤原代表が帰って来られると、実は来客も多いので、子どもたちは色んなお仕事の人と会えるのです。社会の中に、どのようなお仕事があり、役割があるのか等々、藤原代表が話してくれる話しを、身を乗り出して聞き入る子どもたちの姿が見られます。これは、立派な社会勉強。生きていくために、必要なお勉強です。知恵をいっぱい、もらいます。
「搜索に行こう!」
と、未だ家族の帰りを待つ子どもたちは、私を海へ誘います。搜索の仕方が全くわからない、頼りない大人の私は、掘りやすい海岸へ。
私「ありゃ、工事中だね。」
子どもたち「こっちから、入れるよ!」
子どもたち「あ!服が流れてきてる!」
現在も、沖から色々な物が流れてきます。お茶碗の欠片も、家のレンガもブロック塀も、波にもまれて角が丸くなっています。
子どもたち「誰のお家だろうね?」
レンガを見つけて手に取り、そうつぶやきます。搜索活動だったはずの時間は、砂山を作ったり、石投げになったり、砂に絵を描いたり、様々な遊びに変わります。遊べる広場や公園も無いに等しい、復興中の沿岸部。夢ハウスでは車で大きな公園にお出掛けして遊んだりしているそうです。しかしながら子どもの冒険心と運動量は、いつ見てもすごいと思います。
子どもたちが教えてくれた、怖いものベルト3
3位、知らない人の幽霊(家族や、知ってる人なら大丈夫らしい。)
2位、地震
3位、津波
地震があると、津波を思い出す。足が動かなくなるんだと、子どもたちは話してくれます。そのことについて、みんなで話し合って、一人一人が経験したこと、考えること、どうしたら良いのかということを、意見交換していきます。悲嘆を知っている子どもたちは、悲しみの中で出した他の人の答えを否定はしません。
「そっかぁ」
お友だちの気持ちを、きちんと受け入れてから自分の意見を伝える術を、震災を経験し、たくさんの人に愛され、支えられ、身につけました。
やんちゃ盛りの子どもたちのやんちゃを、どこまで養えるのかな?大人の側の課題でもあります。
悲しみを理由に、良くない行動を取る時には話しを聞き、注意します。良いことと悪いこと、誰かに迷惑のかかるようなこと、心配を掛ける度合い、そういうことも伝えます。きちんと考える力を、付けてもらいたいという、老婆心でした。
皆さまのご支援、心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。管理人である吉山くんは、現在も故郷の熊本県に居ります。引き続き、温かく見守っていただければと思います。心を寄せていただいている皆さまへ、心から感謝を申し上げます。