講演は「後悔しない生き方」という演題で、進めさせていただきました。置かれた状況や、環境の違いはあると思いますが、死の現場からお伝え出来る情報として、後悔しないために必要なことを少し、お話しさせていただきました。
たくさん悩むことと、
悩み方を間違えないこと。
という二つをお伝えしました。
たくさん悩んで、決断したことは「覚悟」に変わります。だから、振り返ったときには「あれだけ悩んで決めたこと」と、自分が自分を支えられる存在になっていると思います。
「私が、お母さんのお化粧する!」
小学生の子の決断のお手伝いを、現場でします。数年後、彼女は言いました。
「あの時、ありがとう。」決断は、その人自身を支えます。
人に決められたことは、人のせいになりやすい。感情の中に依存心などが出てしまえば、悲しみを理由に、何事も人のせいになりやすい特徴があると思います。「そう言われたから」「勝手にやられた」が、そうです。そうならないように、ここは、気を付けたいところです。
悩んで決めて「覚悟」を決めたとき、行動に移ることも多くあると思いますが、このとき注意したいことは、それが自分自身で責任を取れることなのか。人に迷惑が掛かっていないか。一生懸命向き合えることか。誰かの笑顔につながることなのか。
「一生懸命やってたら、たくさん人が応援してくれるようになったよ。」
遺族ケアを続けていく中で、一番嬉しい言葉です。家族を置いていかなければならなかった、亡くなられた方がきっと、とっても安心されていると思うから。
それはきっと、自分の中にある悲しみを持つ自分の、笑顔につながると思うから。
そして悩みごとは、「心配」という感情を生みます。
心配する気持ちは、思いやりの証拠。押し付けるような自己を主張する感情ではなく、大切に両手ですくい上げるような心配の仕方をすると、きっと気持ちは通じ合えると思います。等々、いただきました90分のお時間の中、お話しをさせていただきました。
さて、それを自分が出来ているかと問えば、そうでもありません。(笑)そうなれるように、努力をしていることは、間違いありませんが。
講演終了後には、サイン会と握手会。本にサインを入れさせていただきました。親指が少し痺れてきたけれど、皆さんの笑顔に励まされ、150冊。
ワイズセレモニー式典様を中心に、マンツーマンセミナーを岩手県まで定期的に受講してくださる工◯さんを中心に、社長様、職員の皆様に大変お世話になりました。多くのご遺族の皆さま、たくさんの皆さまにご来場いただきました。たくさんのお土産、プレゼント、花束、ありがとうございました。
皆さま、お一人お一人のご活躍を、心からご祈念申し上げます。