2015年6月13日

子ども夢ハウスおおつち!

この2、3日は1日数回の地震が続いていて、子どもたちから「いつ来るの?」の連絡が絶えなかったので、昨日と今日と(通い)で、北上市から二時間かけて、子どもたちに会いに行きました。

少し前から、子どもたちから「いのち」や社会問題の悲しみの部分の深い質問などが出ていたので、少しずつ時間を掛けて、ゆっくり話し合っていきたいと思いますが、

藤原代表の基本的な考えは、
「みんな違って、みんな良い。」
なので、落ち込んだときなどは呪文のように(笑)、子どもたちもすっかり覚えて口にしています。周りと協調性を持つことは、もちろん大事。けれど、様々な諸事情でそうできない子どもたちには、自分のペースをゆっくり作って行こう!と、そこからスタートしながら、みんなの輪の中に子ども自身が「入りたい!」と思って勇気を出す、又はその子に合ったスタイルを見つける、その時まで一人ひとりが力を付けられるように自立支援をしているのが、夢ハウスの魅力ですので、そこに合わせて子どもたちと時間を過ごします。

多分、私の仕事が仕事だからということもあるのだと思いますが、今日は、家族を亡くした子どもたちから「安置所」の質問も出たり、「地震が続いたから、砂浜に色々打ち上げられているかもしれない。」と語っている子どもがいたりしました。他、「お腹すいた〜〜(これはみんな、いつも言っている(笑)若いからね〜。)」等々個々に話してスッキリすると、

「すり傷公園に、サッカー行ってくるからね〜!笹原さんも、ダイエットになるから、いっしょにやろう〜〜!」
(ウー、にくいねぇ〜(笑))

復興のため、土盛りの順番が回ってきたすり傷公園の一部。少し規模が縮小されても、子どもたちの大切な場所であることは、全く変わっていないようです。すり傷公園は、今日も賑やかでした。

子どもたちと、砂浜に行きました。言っていた通り、地震が続いていたからでしょうか。たくさん、沖から流れて来ていました。

小さな子どもさんが遊んでいたのでしょうか。絵が入った小さなボール。もちろん、空気は抜けて色あせています。

欠けた食器の数々、

色あせて変形した男性用の靴、服のボタン、

漁師さんが使っていたであろう、様々な道具が錆びて、打ち上げられていました。

ドアのノブや金具、

家の壁やレンガ、

これだけ時間が経っても、未だこんなに打ち上げられていること・・・。未だ大切な家族が見つからない子は、白いものを手にします。

子「骨でも、見つかれば良いねぇ。」
私「そうだねぇ。」
子「自分の家族もそうだけど、みんなもね。」
私「ほんとにね。」

でも、結局は貝殻だったり、何かの破片でした。来週の浜の一斉掃除を、待ちきれない様子でした。

仮設住宅に住む女の子から、こんな話しを聞きました。お母さんは、とーっても素敵な方で、高齢者施設の看護師さんです。お母さんとのお話しを二つ。

ひとつ目、
ちょっと反抗期だからね、部屋にこもりたくて「具合いが悪い」と嘘ついたら、「どこが、どのように?」と聞かれて、治そうとするから(笑)親が看護師だと、仮病がバレる(笑)

ふたつ目、
お母さんの施設のお年寄りが大好きな、この女の子。「あのね、認知症のお年寄りがね、みんなで竹を取りに行ってね、「何処に行ってきたの〜」って聞いたら、「竹取りだよー」って、答えたんだって。それでね、「かぐや姫はいたの?」って聞いたら、「いたけども、オラの顔見て逃げたよ〜」って(笑)すごい素敵でしょ!でもね、3分後に同じことを聞いたら、忘れちゃってるんだよ。だから、その話しは終わりにしてね、その人が話したいことを話すんだよ。って。この子も、会う度にどんどん優しさの深みを増しています。

復元納棺師になりたい!と、今日は夢ハウスの子どもたち2人に言われました。聞けば、更に安置所の中でのことを知りたがりました。今、どの地域の子からも安置所の中の、家族とのお別れのこと含めて聞かれることが多くなりました。家族や友人が火葬まで居た安置所は、彼らにとって今、大切な場所になっているのかもしれないと、感じているところでした。これは、夏休みにじっくり進めようね、と話したところでした。

会う度に子どもたちの背が伸びていて、一つずつ出来ることが増えていて、言葉のつなぎも上手になって、毎回成長を感じます。大槌町の海には山瀬が出て、霧が町を覆い、午後から涼しくなって来ました。山瀬が出て来たら、暑い季節の到来です(梅雨はまだだけど)

子ども夢ハウスに、心を寄せていただいている皆さまのご支援、ご寄付本当にありがとうございます。心から、感謝を申し上げます。引き続き、よろしくお願い致します。