2017年2月22日

子ども夢ハウスおおつち

子ども夢ハウスおおつちは、12日にBSなのかな?生中継があるそうです。

昨年の春に、「大槌学園」として、新しい学校が建ちました。子どもたちも大喜びです。

今年の4月に、新しい学童がオープンします。

それに合わせて少しずつ形を変えて、多忙な藤原先生も町の動きに合わせて、動いておられます。

3月11日には、吉山くんも東京から夢ハウスに帰って来る予定です。子どもたちにとって切ない命日に、吉山くんが居てくれることは、心強いことだと思います。

私は、内陸の被災者の皆さんからの要望で、様々な事情で沿岸に帰ることが出来ない子どもたち、皆さんから相談を受けていたこともあり、藤原先生と吉山くん、子どもたちに相談しながら、今年は内陸でパネル展・写真展を開催して、過ごすことになりました。

実は昨年の夏から、私の所にご遺族や被災者の皆さんからの相談が急激に増えていて、こちらも又、遺族、被災者の子どもたちのいのちと生活の面が絡んでいるので、学校の先生方々と組みつつ対応していました。緊急性が必要なこともあるため、対応することも多く、実はこちらの活動に移行していました。もう少し経てば、ブログにお知らせは出来るかなと、思います。

時々イタズラメール(笑)や相談LINEが届く、子ども夢ハウスの子どもたちのフォローをしてつながりは続けながら、現状を教えてもらったり、話し合いは続きますが、少しずつ町の生活の基盤に移行出来るように、私も形を変えながら、応援していきたいと思います。そういう時期に入ったようです。

子どもたちから、色々と報告をもらっています。

新しい家が建った、これから建てるという子も増えて来ました。

不登校だった子たちが、学校に行けるようになっています。もちろん波はあり、葛藤もありますが、自分たちのペースを作れてきています。

新しい学童が楽しみだと話す子どもたちも増えて来ました。

町の動きに合わせて、引越しの関係含めて夢ハウスを卒業する子どもたちも増えてきたことで、電話で済むことも、私の所に遊びに来て話す子どもたちも増えて、頻繁に通うことも無くなっていました。

震災支援は、形を変えていく必要があることも多いので、そのときの寂しさはありますが、それぞれの生活の基盤が整って来たというラインでもあると思います。「寂しくなったんですけど!」と電話が来ることもあるので、いつでも話せる対応は取りつつ、私も今までと形を変えて、亡くした大切な人のことを話したくなったとき、という関係は変わらないので、そこは変わらず、みんなとつながりたいと思います。

皆さまにはこれまで温かいご支援をいただき、ありがとうございました。心から感謝を申し上げます。