2017年1月15日

日総研、名古屋セミナー

赤ちゃん・小児のエンゼルケアとグリーフケアのセミナー会場には医師、看護師、助産師の皆さん、部署としてはER(救命救急)、小児科、産婦人科、NICU(赤ちゃんの集中治療室)などの皆さまがお越しくださいました。

赤ちゃんや子どもさんたちのお別れのお手伝いをさせていただいている経験の中から、お伝えしました。

が、これだけの経験をして来ていても、毎回初めてのことに当たります。それはきっと、同じ人は2人といないよって、お天道さんが私を戒めて、教えてくれていることなのかなと、思っています。ということを含め、セミナーの内容を進めました。

セミナー終了後に、皆さんと色々とお話し出来た時間は、小さないのちが頑張って生きていたこと、子どもたちが生きていることを大切にしていたこと、色々なお話しを伺って、その内容がまた、私の宝物になりました。気が付けば、セミナー終了してから質疑応答の時間が終わるまで、1時間半が過ぎていました。

にっこり笑って、深い眠りに入っていく赤ちゃんや子どもたちがいたこと。その可愛らしい姿を知っている人たちの心の中にも、立ち位置を超えて、みんなの心の中に生き続けてくれていました。

想い出せば涙は出るけど、それは、私たちにとっても、かけがえのない存在であったことを、悲しみが教えてくれていると思います。記憶は、宝物。出会ったからこそ、知っていること、過ごせた時間。そういう宝物を胸に抱き、プロとして徹していく。ステキな皆さんとお会いできたこと、その時間に深く感謝を申し上げます。

皆さまの益々のご活躍を、お祈り申し上げます。ありがとうございました。