〜おまけ〜
来場者数は、残った紙コップを数えようということで、会議で話していました。涙を流すとき、人は頭の中で色々考えるから、甘い飲み物が良いだろうか?いのち新聞のみんなで、そんな話し合いをしていました。
紙コップは400個、用意しました。
1日目を無事に終えて家に帰ると、我が家のじいちゃん。
じじ「おれ、あんな小さな紙コップを見たのは初めてだったのさ!」
私「うん。大きすぎると、飲むのも大変かなって、小さいのにしたんだよ。」
じじ「おれ、あんまりちっちゃくて可愛い紙コップだったから、3つもらって来ちゃった!」
私「なにー⁉︎紙コップで来場者数を数えてたのに!」
じじ「じじがもらった紙コップは、カウントしないって言ってたよ(笑)テヘッ。」
1日目は、中学生の皆さんがお手伝いをしてくれていました。中学生、やんちゃなじいちゃんの相手もしてくれて、臨機応変な対応が出来て、優秀だなぁ〜☆彡と、感動した笹原さんでした。
じじの感想です。
「おれ、二日間会場に行ったけどね、1日目と2日目で感じたことは、少し違ったよ。1日目は、震災のことを感じた。2日目は個人的に感じたことを考えた。
じじみたいなさ、普段外に出ない、頑固で自分の考えを曲げないタイプの年寄りはさ、やっぱりさ、警察本部から特別に借りた写真が見たかったんだよね。それで、自分で感じて考えたい。普段は絶対にお目にかかれないでしょ。警察本部からなんて、絶対に借りれないんだもの。
おれね、行って良かったよ。冥土の土産(感動した時のじじの口ぐせ)をもらった感じ。おれが死んだら、あっちの世界にいるみんなに話してあげようと思うのさ。いつだって、話題を持ってないと人とつながれないものね。」
じじの目から、キラキラしたものが流れていました。
「だけどよ、こっちから見たらあの世ってよ、あの世からこっち見たら、こっちがあの世なのか?」
お目々キラキラ、じいちゃんの問いは毎日こんな感じで続きます(笑)
どんど晴れ。