2017年3月24日

マンツーマンセミナー

香川県から、一ヶ月間のマンツーマンセミナーにお越しになり、昨日終えました。

毎日、勉強と特訓の連続でしたが、通常専門として多く現場で求められる止血、体液止めなどのイレギュラー処置、死後変化を起こさないための知識と安置、表情を戻すための作るのではなく戻すという理論と実践、体の仕組みや様々に専門的なお勉強を終えました。

加えて、「死」という存在がある現場での暗黙のルール、日本の文化として存在し現場で大切にされているしきたりや風習などを含めて、コミニュケーションの基本を習得されました。

項目は、たくさんありましたが、最初は全然出来なかった一つ一つも、実践で出来るようになりました。本当に、よくここまで頑張って、特訓も最後までやり遂げました。

色々な出会いの度に、力を注ぎたくなることと向き合うので、多少目的が揺れ、遠回りしながら又、目的に戻ります。その遠回りが、その人の素敵さを育ててくれて、目的にただ戻るのではなく、遠回りの中で人の思いに触れて色んなことを得て、スタートに戻るのだと思います。

マンツーマンセミナーは、そういうお一人おひとりとの出会いの場なのかもしれません。

一ヶ月間、大変お疲れさまでした。「帰りたくない」と、号泣しながら帰られましたが、残される方もなかなか寂しいものです。現場が立て込み、最後は弊社の職員全員に会ってのお別れは叶いませんでしたが、そういうお仕事なので、ご理解いただいていました。新たな門出を祝って。又、お待ちしています。

追伸、
マンツーマンセミナーは、コースに分かれていて選んでいただきます。学びに来られる方に合わせて、カリキュラムを組みます。初日に私と面談をさせていただきますので、不安なところはそこで伺っております。

現在、大変混み合っていますので、メールにて詳細はお問い合わせくださいませ。私も納棺現場、緊急出動現場、遺族訪問、生前予約、講演、学校のいのちの授業、原稿、いのち新聞の活動などの仕事を抱えていますので、日程調整のご相談については、ご了承いただけると助かります。

岩手県はゴールデンウィーク頃に向けて、桜が咲きます。春の訪れを感じながら、マンツーマンセミナーを受講される、皆さまのお越しをお待ち致しております。