2015年12月22日

山形市立病院済生館高等看護学院

昨日、看護学生さんが主体の授業に、お招きいただきました。1年前からのお申し込みです。ありがとうございます。企画から準備から運営まで、全部学生さんが行うという、素晴らしき授業。さて、皆さんに現場から何がお伝えできるだろうと考えている中で、学生さんからの質問を中心に答える方式で今回は進めました。

実務では、自分の家族の最期とも自分自身の立ち位置が違い、患者さんが迎える「死」について、特に始めて経験したときに、驚きの表現の方法が、相手を傷付けることのないように、様々な方法や手技、心の持ち方などを皆さんが理解出来るように、実体験から何を伝えられるのかを考えながらお話ししました。

終了後には、多くの学生さんから声を掛けていただき、熱い感想や過去のこと、実習で出逢った看取りのご縁のことなど、皆さんと色々お話が出来ました。今、学校で学んでいる勉強が、看護学生の先生方々の実務体験の中から皆さんが教えてもらう学び、全てのことが患者さんの安心につながるように活かし、実践に向けること、現段階から現場に出るまで、出てから、沢山の引き出しが増えていくこと、それを誰かの役にたてること、色んなことをお話ししました。

悲しみは、人に備わった大切な感情です。悲しみ方をよく知り、悲しみとの付き合い方を知り、自分の道をしっかり一歩ずつ踏みしめて力を付けて欲しいなと思った、若いパワーに包まれて若返った気にさせてもらった(そんな気になれた☆)1日でした。

あー、お待たせしてすみません。そうね、そろそろ「怖い話シリーズ」書き込みます。少々お待ちくださいね。