2015年12月25日

怖いはなしシリーズ13

今年も全国行脚をさせていただき、ホテルも泊まることが非常に多くなりました。ホッと出来るような落ち着いた雰囲気のお部屋もあれば、「あっ、なんか、なんか・・・いる。」みたいなお部屋も、実はあります。まぁ、ほとんどが目一杯働いてからお部屋に入るので、深い、深い〜眠りについてしまうことがほとんどではありますが(笑)今回は、そんなホテルについてお話しします・・・フッフッフッ・・・。

今年も様々な業種の、様々な方々にお会いしました。出張の多い業種の方もおられまして、ホテルのお部屋で体験した、怖い話しにもなりました。

「部屋に入った瞬間、あ、やばい感じ。」ってありますよね〜。高校の運動部の顧問の先生が言いました。「僕は、霊感とかそういうのは全然ありませんが、鳥肌が立つくらいのそういう時は、特に鏡が見れませんよね。そして、気にしない、気にしないと思えば思うほど、眠れない。羊を数えても、目がギランギランになって、羊の数が1000を超えた時、もう良いやって思ったら寝てた(笑)」

「僕は出張先のホテルで、やばいなぁこの部屋。って思って、5泊6日の間、その部屋で頑張っていたことがあります(笑)」

「出張先のホテルの部屋に入った時、なんか変な雰囲気だなって思っていて、毎晩夜中の2時に風の音が窓を叩いているように聞こえていて二泊三日の出張が終わり、部屋を出る時に部屋のカーテンを開けたら、窓に大人や子どもの人の手跡が10個以上付いてた。そこ、25階だったんですけどね。」

「パソコンに向かって仕事の打ち込みをしていたら、何故か2時になると風呂場の電気が一旦消える部屋に、3泊4日泊まったことがあります。風呂の排水溝に、長い髪が毎日一本あって、ちょっと怖かったけども、お掃除のおばさんが雑巾に前の部屋の人の髪の毛を付けたもので、たまたまこの部屋にそれが残ったものだ!と思い込むようにしていました。」

等々色んな体験談を聞きましたが、何より怖かったのは、皆さんには共通の体験がありました。

部屋に掛けてある絵、その絵の裏側又は、絵で隠れている壁に、お札が貼ってあったと言う共通点がありました。ヒイィ〜〜(>_<)

お札があるかどうか確認のために見るのであれば、その部屋にもう泊まらないと言うタイミングの朝が明けて部屋を後にする時がBest!と言う皆さんのアドバイスでした。

出張から戻り、我が家のじじ83歳に話したところ、「だいたい俺は、それがお札かどうか分からないし、年取って小さな字が見えないし、そこに幽霊らしき人が居たとしても、人でも幽霊でも何か手伝ってもらうだろうしな(笑)理由や存在の仕方はなんであれ、縁があったんだから面倒は見てやるさ。」もし幽霊が損得を考えての行動を起こしているのだとしたら、間違いなく、我が家のじいちゃんは取り憑かれることは無いでしょう。そう、損得抜きでのつながりは、人でも幽霊でも、心のつながりが生まれるのかもしれません。お話し好きのじじの話を、仕方なく聞いてくれる幽霊の姿を想像すると、じじの家族としては幽霊に頭が下がる思いであり、何ですか、お詫びと感謝の気持ちを込めて、せめて好物を供えさせていただいて、花を手向けて感謝の意を表したいと存じます。しかもその幽霊が、私の知り合いだとしたら、私も話し出してしまう可能性は高く(笑)、幽霊でも人でも存在している限り、人に頼られるのは変わらないと言うことは、死を迎えても、関係性は変わらないと言うことにつながるわけです。幽霊が人に姿を見せないのは、もしかしたら何かしら色々面倒臭いからと言う、かしこい理由がきちんとあるのかもしれませんね。(笑)