2015年8月6日

インターンシップ

3.4.5日の三日間、昨年に続き地元高校生がインターンシップ(職業体験)に来てくれました。弊社を自ら希望して来てくれたとのことでした。

インターンシップでは、弊社の教育担当の復元納棺師が付き、高校生の皆さんに様々な体験をしてもらいます。

嘆きや悲しみとの向き合い方など、私も担当して講義の時間があります。悲嘆って何だろう?と言う問いからスタートし、普段の生活の中にある悲嘆を、一つずつ意識して考えて行きます。実は普段の悲嘆との向き合い方が、大切な家族の死を経験したときに、大きな影響を与えることがあるからです。

悲しみの感情が人それぞれなのも、生きてきた道の中にある、経験したこと、環境、背景がみんな違うから、当然のことですね。

特殊なコミュニケーションの取り方なども、解説します。悲しみの中にいるとき、その気持ちに配慮した関わり方がとても大切ですね。

弊社を希望して、インターンシップに来てくれる子はみんな、大切な家族を亡くした経験のある「遺族」と言う立場の子ばかりです。皆さんの大切な家族が、私たちとつなげてくれたのかもしれません。私もそんな気持ちになっていた、三日間でした。