2016年1月11日

満月と新月

満月は太陽と月の間に地球がある状態で、夜に満月が見られます。新月は太陽と地球の間に月がある状態で、日中に見えにくいけど満月が見られます。と言われています。海の潮の満ち引きも、月の動きとその引力により起こるとされています。

    昔から、生命の生死が月と関係していると言われており、弊社でもなんとなくそれを感じながら勤務に従事しており、満月と新月の日にはシフトで休みは付けません。ただ、きちんと調べたことが無かったので、今回は調べてみると驚く結果が出ました。

    昨年一年間の、満月と新月日を中心として前後合わせて三日間、納棺件数のデータを取ると、満月と新月ではない日の平均に比べ、現場の件数が平均3倍であることが分かりました。又、月によっては、件数が5倍の月がありました。満月と新月のときは、私たちはずっと現場に走っているので、ご飯もろくに食べられず眠れません。早く、月が欠けて欲しいと疲れた体にムチ打って、ただただ願うばかりです。

    心が揺れ動くのも、月の影響とする考え方が世界中にありますが、満月を見てオオカミ男になるお話も、日本の風習の中にある十五夜のお月見も、月の影響力を知ればなんとなくうなずけます。オオカミ男のサイクルを知り得たら、女性は満月の日には外へ出ないように気を付けるのも、一つの手段ですが、現代は女性が強い時代とも言われます。満月の夜に、女性がオオカミ女になる可能性も、否めません。(←笑う所です)心情としてもネガティヴに働かせることなく、ポジティブな方向で月の力を借りられれば、一番良いのかもしれません。

    古来から日本の歴史の中でも、月の引力が自然の摂理の中で、人の気持ちを動かし、いのちをも動かすと信じられて来た訳ですが、やはり人の力では到底かなわない月の存在は、本当に偉大なのかもしれません。

  もし太陽が無くなったら?もし、月が無くなったら?今の生活は、保障されないでしょう。恐ろしくて、それはきっと、考えない方が良いでしょう。まぁ、そう考えるとすれば、今という時間に生きていることさえ、すごいことなんじゃないかと思えてなりません。