普段の3倍の方が会場にお越しになられたとのことで、県庁の方も当日は皆さん対応に追われていて、会場内は立ち見の方も大勢いらしての講演となりました。
会場の皆さまの中には東日本大震災にずっと心をよせていただいていたり、鳥取県から東北被災地へ何度もご支援に来ていただいていたり、県庁の皆さまも震災初期から行政支援としてずっと東北に足を運んでいただいていたということで、お話しをさせていただいている時間、ずっとメモを取られている方も多くいらっしゃいました。
講演の中では、震災の中でご縁をいただいた、お別れのお手伝いの時間の中での想い出を中心にお話しをさせていただきました。
打ち合わせの中では県庁の担当の方と、課長さんと色んなお話しをさせていただきました。社会問題に直面しながらも地域を守る、地元を活性化させる、みんなをつなげる・・・。私なんて到底及ばない公務を、心を掛けてされていました。すごいなぁ、私の知らない世界も沢山教えていただき、多くの知恵と考えることの大切さを教えていただきました。
「死は、生きた証拠。どう死を迎えたのかを考えた後は、大切なその方がどう生きたのかに、たどり着く時間がきっとやって来ます。」
そのようにお伝えしたときの、皆さんの表情が忘れられません。きっと、大切な方を想い出されて居られたと思います。死を迎えても、大切な方との関係性は変わりません。想い続ける限り、自分の中に生き続けてくださると思います。本当に、お世話になりました。皆さまとのご縁をつないでくださった、鳥取県庁、鳥取市の皆さまに深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。