2016年7月19日

マンツーマンセミナー

18日は、マンツーマンセミナーでした。新潟県から、今回二回目の受講でした。次回の予約を入れて、お帰りになりました。

マンツーマンセミナーは毎回、受講される方と面談を行い、詳細を詰めて組み込み、講習を進めます。お一人お一人に合わせた形で、技術や特殊な会話の進め方等の習得に向けて、現場実践に沿った形で、方向性を定めながらのご指導をさせていただきます。

皆さん職業も様々で、目標も違います。弊社にお出でいただくまで、お一人お一人が時間を調整し、覚悟を決めて、勇気を出して、本気で挑まれますから、講習は常に熱気に包まれます。

今回は、前回受講いただいた内容で基礎をしっかり覚えていただいているので、今回は復習と予習という課題をお持ちになられました。

旦那さまが僧侶で居られるので、現場に起こる人の心情と心の移行を考えながら、死生観と照らし合わせ、すり合わせながらの心の作業と心の相互関係という形で、主に進んでいます。

少し時間を取り、弊社の職員である復元納棺師の、自分自身の現場への向き合い方など、みんなの体験談なども参考にしていただいてのカンファレンスの時間も作りました。

技術のポイントを体で覚えるまでは、特に訓練も必要で、本当に大変な専門職ではありますが、頑張った向こう側には、自分が知らなかった、素敵な世界が待っています。(あの世の話ではなく、この世の話です。普段の生活ではあまり会えない、人の心情と表情に出会うことがあります。)

現場で自分を助けてくれるのは、努力を積み重ねた自分。現場で自分を困らせるのは、サボっていた自分。誰のために、何をするのかが、自分のことを知れるマンツーマンセミナーでは、はっきりしますね。

次回の課題をお持ち帰りになり、良い笑顔でお帰りになりました。ずっと集中していないとならない過酷なセミナーではありますが、この世にはいろんな世界があることを知っていただいて、目標があるからこそ、誰かの笑顔のために現場実践に向けて、本当に頑張られたと思います。お疲れさまでした。次回3回目、お会いしましょうね。お待ち致しております。

そして私は今日、現場に走っていました。暑い夏の到来です。皆さまもどうぞ、お身体にご留意くださいませ。