2016年7月9日

NTTOB会様、講演

7日の午後は、盛岡市内で講演をさせていただきました。


NTTOB盛岡電友会の皆さまへ向けての、90分のお話しでした。東日本大震災の後、沿岸から内陸へ引っ越された方々からも、講演後には多くお声掛けいただきました。

講演の中で、「もう話すことが出来るかな」と、体験談をお話しすることにチャレンジした内容が二つありまして、結果、涙が溢れそうになりました。我慢しながらお話しは続けましたが、キレの良いところで切り替えさせてもらっています。私の大切な記憶ではありますので、記憶と共に生きる道を探しながら、もう少し自分の中に温存したいと思います。その内容について、本には(おもかげ復元師・ポプラ社)書いてあります。

人生の大先輩であり、聞き上手な皆さんの雰囲気が、会場内を温かく包み込んでいました。聞き上手は、お話し上手と言われますが、本当にお話し上手な方が多くて、私の話しに真剣に耳を傾けていただいて、大変恐縮致しました。色々とお世話になりまして、ありがとうございました。

今日も、全国各地の被災地と呼ばれる地域からの連絡を受け、災害発生後に如何に何をするべきなのか、防災について等含めて、色々な地域の皆さんとお話しが出来る現在、考えさせられることが沢山あります。

今は、全国各地多くの講演にお声掛けいただくようになり、1日3件〜多くて6件のお問い合わせやお申し込みを毎日いただきます。中には災害が発生した地域にお声掛けいただくこともあり、様々な地域に伺うと、皆さんの体験含めて、教えていただくことも多くなりました。

様々な業種の、色々な立ち位置の皆さんとの、いただいたご縁に対して、これからの動きを、どんな風にすると良いのかなと、考える時期に入ったような気がしています。

7月7日の七夕の日に、織姫と彦星の話って、どの様な内容だったかな?と気になりながらの、講演の日でした。

子ども夢ハウスおおつちでは、地元の方が山に入り、子どもたちのために大きな笹竹を切って来てくださって、子どもたちは各々に、短冊を付けたのだと連絡をもらいました。吉山くんにお願いした私の短冊は、夢ハウスの子が代わりに書いてくれたそうです。もちろん、お願いごとは・・・秘密です。

皆さんのお願いごとは、何でしたか?織姫と彦星に、届きますように。届かなかったとしても、書き忘れたとしても、もうすぐお盆で、ご先祖さんにも色々話し掛けられますから、お願いごとをし忘れていても、きっと大丈夫です!聞き入れてもらえるかどうかは、ご先祖さんの、ご機嫌次第です。ご機嫌を取るのは、この世もあの世も変わらないところですね。