2016年11月18日

授業と講演

14日は、地元の江釣子小学校の5、6年生に向けて「いのちの授業」

16日も、隣の花巻市の湯本小学校で、

もちろんその期間中も、納棺の現場に走りながら、

17日の昨日は、何度もお声掛けいただいている、国会議員の先生や、会の会長さん方々にいつも相談に乗っていただいています、盛岡看護連盟さんの講演が夜から。こちらも、会場の定員をはるかに超えての超満員の熱気の中、約2時間お話しをさせていただきました。

小学校の「いのちの授業」でも、みんなに考えてもらう時間もあります。大変な盛り上がりになりますから、

私「はーい!静粛(せいしゅく)に!」

みんな「わーわー」「キャーキャー」静粛にが通じない⁉︎

私「はーい!静かに〜!」

みんな「シーン」あ!通じた!

私「どんな風な答えが出ましたか?」

みんな「はーい!」「はーい!」「はーい!」

元気いっぱい、手を上げてくれました。年齢に合わせて、言葉を変えていくことも勉強になる中で、子どもたちの真剣なまなざしに、私も元気をいっぱいもらいました。

死の世界の中の一部でも感じ、知ってもらって、生きることの術(すべ)や意味、価値をみんなに考えてもらいます。大切な人を亡くす経験は、大人も子どもも一緒です。

先生方々、PTAの保護者の皆さんの愛情に包まれながらのいのちの授業は、考えることの大切さを知ってもらい、優しさを探す術を伝えつつ、それはもう、大変な盛り上がりの中、「またね!」大きく手を振り合いながら、授業を終えました。

学研さんが出版している、全国の小中学校向けの道徳の教科書に、私の活動を取り上げていただいているご縁も、大きく関係しているそうです。普段は学校で道徳の時間に、防災やいのちについて話し合っているそうで、子どもたちの防災意識が高いことも感じていました。

校長先生や学年主任の先生方々の同級生、子どもたちの保護者の皆さんの中には、東日本大震災で御尽力された、警察官、自衛隊、消防のプロの皆さん、教育関係者も多く、東日本大震災を直接知っている皆さんから、当時の現場でご縁をいただいた皆さんから、「是非、いのちの授業に」と、希望が多くあったそうです。私でも何かお役に立てることがあるなら、有り難いことだなと、思います。

演台に立ち、お話しをさせていただく時にいつも思うのは、今日のこの日まで一生懸命準備をしてくださる方々が居られるということです。チームの中の一人として、縁の下の力持ちの皆さんに感謝を忘れず、精一杯努めさせていただくことを旨として、皆さんと共に、ここにいる皆さんの笑顔に出会えるように・・・。それは、納棺や復元の時間と変わらないことを感じながら、皆さんとお会い出来たご縁に感謝を致しておりました。

皆さまお一人おひとりの、益々のご活躍をご祈念申し上げます。ありがとうございました。