2016年12月27日

怖いはなしシリーズ19

いのちの授業で中学校・高校などに出向くと、

「金縛りにあう」

という相談が実は多く発生します。本人にしてみれば理解出来ない現実に対して、金縛りにあうととても苦しいので、真剣に色々と体験を教えてくれる相談が実は多くあります。眠りを妨害されるので、不眠になると余計心に負担を受けやすいものです。心身ともに安定するためには、誰でも、睡眠はしっかり取らないといけません。

金縛りにあう理由は大きく分けると2つに分けられます。何でもかんでも、あの世の、そして幽霊のせいにしてはいけませんよ。(笑)と話します。

①疲れすぎていて深い眠りに入れずに、体は寝ているけれど、脳が起きている状態。

この場合には、仰向けに寝ていることが多くあります。筋肉と脳の関係が大きいとも言われていますが、体のつくりを考えて、体の向きを仰向けから横向きに変えてみると、解決することが多くあります。これで、安眠に向かっていく!

②本当に幽霊⁉︎

「勘弁してください。」と言いましょう。

「今、ちゃんと寝ないと授業で寝てしまうかもしれない。それだととても困ります。自分は、あなたに何かをしてあげられるような力はありません。」を加えても良いと思います。

などなど、勘弁してくださいという気持ちを伝えましょう。

私の知り合いの高校の先生は、「うー、えいっ!やあっ!」と気合いで金縛りをといた方がいます。気合いで金縛りをといたのは、初めて聞きました(笑)すごいですねぇ!

ちなみに私は、①も②も経験はありますが、①の場合は、寝る姿勢を横向きに変えます。で、解決します。②の場合は結局、大人になると伝え方も変わる(笑)「金縛りとか、そういうのなしでお願いしたい。」と語りかけることもあります。結局、金縛りをかけようとする人⁉︎も、迷惑になっていることに気が付いておらず、迷惑を掛けようと思っているわけでないこともあると思うので、

是非、試してみてください!!!!!!(*´∇`*)

【おまけ】
中学校のときに、引っ越したばかりの家で、私はよく金縛りにあっていました。母は僧侶だったのですが、母に相談すると、すぐに数珠を渡してくれました。

「何か用事があるかもしれないから、聞いてみたら?」と、母はのんきなことを言いました(笑)

当時金縛りにあっているとき、時々布団が浮きました。そして、知らないおばあさんが、私の顔を覗き込んでいました。

数珠をもらって直ぐ、金縛りにあいそうになりましたが、数珠の効果があったようで、金縛りにはあいませんでした。

隣の家のおばさんに、金縛りに悩んでいる話しをすると、私の部屋で過去に亡くなったおばあさんがいることが分かりました。

おばさんが私に聞きました。

おばさん「寝相悪いの?」

私「(なんで、そんなこと聞くんだろう?)うん、時々・・・。」

おばさん「子どもが好きなおばあさんだったから、布団が浮くように感じるかもしれないけど、布団をかけてくれてるんじゃないの?(笑)」おばさんも、のんきなことを言ました。

知らない人だと思うと怖かったけれど、心配してくれている、面倒見の良いおばあちゃんだと知ると、あんまり怖くなくなりました。

隣のおばさんが見せてくれた、過去に私の部屋で亡くなったおばあさんの写真は、間違いなく、金縛りのときにいつも覗き込んでいる、おばあさんでした。でも、その写真に写っているおばあさんは、満面の笑みでピースをして写っていました。

結果、高校に入ると私は金縛りには、あわなくなりました。

大人になってから、時々思います。あのおばあさんは、どうしてるかな?って。(๑・̑◡・̑๑)

②の金縛りの場合、実は前兆があります。ここでは語りませんが、子どもたちから相談を受けるとき、その前兆があるかないかでも答えが変わります。

幽霊が見えるというのも、脳の作用と本物との違いがありますが、これも話の中に出てくるキーワードで答えが変わります。

それにしても、人間の体と脳の関係性って、とても不思議だと思います。あの世と同じくらい、不思議ですね。結局、この世も不思議だらけ。他の世界も良いけど、自分の生きている世界のことも考えなくちゃ!

我が家のじいちゃん談。
「そう考えれば、幽霊の世界から見るとこの世の人も、幽霊なんじゃないの?(確かに!)こちらの世界で「怖い顔」は、あちらの世界では「悲しい顔」かもしれないよ。」以上、あの世はあっても別に良いんじゃない?と、年寄りの包容力を存分に表現している、じいちゃんでした。私にもその包容力を向けてくれたら良いのにね!

どんど晴れ⁉︎