2013年4月28日

いのちの授業でした。

岩手県内にある中学校で、いのちの授業を全校生徒さん約450名の皆さんに向けて、お話しをさせていただきました。

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皆さんの熱い眼差しを受けながら入場しました。

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震災後、沿岸から内陸へ引っ越して来られた子どもさん達もいて、実は講演前に先生方々と綿密な打ち合わせをしていました。 講演終了後に『もっと聞きたかったです!』『自分も大事な家族をなくしたけど、今の気持ちでいいんだ、思い続けていいんだと思って安心しました。』『あっと言う間に90分が経ってしまって、笑ったり泣いたりして、いのちの話を聞いて、いのちを大事にして、時間を大事にして、周りの人達を思って生きようと思いました。』など、沢山の感想を聞かせていただきました。岩手県の子どもさん達も、被災地に指定された場所で生きています。授業の中に復興教育が組み込まれ、様々なことを学んでいます。とても真剣に、そして皆さんが沢山参加してくれて、素晴らしい時間を一緒に過ごさせていただきました。『自分たちの岩手県に起こった震災を考えて、そして日本の動きにつながるように、今の大人の後ろ姿を見て、自分たちがそれぞれに引き継げることを、出来ることを引き継いで欲しい。皆さんが大きくなって、バトンタッチ出来るまで、私もそのうちの一人として頑張ります。』とお話ししました。被災地と呼ばれる岩手県に住んでいると、生活の中に東日本大震災が一緒になって動いています。別々に考えるよりも、みんなとつながって一緒に考えて、行動出来るように努力して、励まし合って生きて行ければと思っています。講演を担当して下さったのは、震災前から陸前高田市で中学校で勤務をされていた先生でした。先生のお話しを伺いながら、当初の陸前高田市を思い出していました。ご縁を下さった板垣さんに、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

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講演の準備、設営、司会などを担当してくれた皆さんと記念写真を。手作りの講演会、とても嬉しかったです。ありがとうございました。心から感謝申し上げます。