宮崎県JA経済連・葬祭部納棺セミナー、
二日間のセミナーを終えました。
宮崎県は過去に、
牛の感染症の口蹄疫による、
沢山の牛が「処分」と言う形で、
いのちを終わらせた歴史を持ちます。
牛農家の方々は、我が子同然に牛を育て、
それを生業としていました。
ブランドである「宮崎牛」が今は復活しても、
過去に殺処分された牛たちを、
決して忘れずに生活されていらっしゃることを、
今回は詳しく伺いました。
語り継がないと終わってしまう、
忘れてしまえば終わってしまう、
そういうことなんだと、ここまで来るには、
本当に様々なことがあったのだと、
色々伺いながら、
話し合った時間もありました。
JAさんの葬祭部と言うことで、
普段から葬儀担当として活躍される皆さんに向けて、
納棺の技術セミナーとして、
技術とご遺族の心情の関係をお伝えしました。
皆さんとても熱心で質問も多く、
テキストに無い項目も多く組み込みました。
日々の現場で起こること、
無宗教葬、直葬が多くなったとは言え、
宗教者の存在がとても大きいこと、
現場で起こる御遺体の
多くの突発に対処するために、
必要なことを組み込みながらの講習でした。
講習内容は動きもすごく多くて、
最後は皆さんフラフラで、
沢山集中することも多かったので、
目も充血されていましたね。
ゆっくり休む暇もなく、
皆さん現場に帰って行かれました。
皆さんの益々の御活躍を、
心よりお祈り申し上げます。
本当にお疲れ様でした!
今日は明日からの講習会のため、
新幹線に2時間揺られて鹿児島県に
移動してきました。