2015年10月26日

子ども夢ハウスおおつち10月☆彡

子どもたちから「いつ来るの〜〜!」と連絡をもらって、バタバタと駆け付けた土曜日でした。うっかり管理人の吉山くんに行くことを伝え忘れ(>_<)たのにもかかわらず「おー!お帰りなさい!」(夢ハウスではそう言ってくれる♪( ´θ`)ノ)

みんながチームに分かれて、当日生地から作った手作りピザを作っていました。「笹原さん、審査員ねー!」と突然子どもたちから任命いただいて、それぞれのチームこどに出来あがったピザをいただきました。美味しかった!玉ねぎに火が通っていなくて少し辛かったのも、ちょっとステキでした☆彡

夢ハウスの色んな、そしてこの日のこのながれも、藤原先生と吉山くんのワクワクしてしかも分かりやすい、安心出来る環境の中で行う、作業の仕組みが組み込まれています。作業をしながら震災のこと、家族のこと、学校のこと、夢のこと、みんなの生活のいろんなことが話題に上がります。みんなで色々考えて、知恵を出し合いながら、地域の中でどのように生活をしていくか、真面目な話の中にも、大笑いする失敗談なども出て大盛り上がり。子どもたちの夢ハウスの中の生活を支えてくれる夢ハウスの職員の横ちゃんも大活躍です。

昨日は夢ハウスに行く前に、吉里吉里海岸に連絡をくれた子と行きました。沖から生活用品がずいぶんたくさん流れてきていて、「これ、あの時(2011.3.11)のだよね?」とそう言われ、「そうだね・・・。」二人でしみじみと当時を想い出しながら、過去と現在から未来の話しをしながら浜を歩きました。服、瓦屋根の一部、レンガ、瓶、家の一部等々、4年半以上の長い時間、「波に撫でられて丸くなってるね」と、感じたままを話してくれました。「撫でられて?」と私が聞くと、「(前略)海は恨んでない。だって、みんなの大事な海だから。」東日本大震災の津波後から、家族の帰りを待つ人の気持ちを、大切にして行こうと、私はその言葉を大事に心に組み込んだ瞬間でした。

土曜日の夢ハウスは、時々しか来れないけれど、初めて会う子も沢山増えていました。古株の子どもたちが、私を紹介してくれました。「怖い話と、夢の研究家」(本当にか⁉︎そうだね、そんな会話が多いかもしれないね。)紹介は続きます。「そういうことで悩みがあったら、相談して良いんだよ!」(素晴らしい!)「笹原さんが来てない時に相談したいときは?」と子どもたちからの質問に、「なんでもまず、吉山くんに話してみてね。吉山くんから連絡をもらったら、すっ飛んで来るからね。」

熱気ムンムンの夢ハウスでは、子どもたちの笑顔も溢れていました。吉山くん、横ちゃん、ポップ(犬だけど夢ハウスのスペシャルメンバー)いつもありがとう。m(__)m私も知恵をいっぱい持っている藤原代表に、夢ハウスのこと、いつも色々相談させていただきながら、進めることもあります。☆彡

「夢ハウス、大事!」
「夢ハウス、大好き!」
「夢ハウス、無くさないで!」

津波や震災当初の瓦礫など、怖い夢を見たと、駆け込んでくる子たちも居ます。安心して夢ハウスの中で過ごしながら、子どもたちが少しずつ自分ペースを作りながら、安心を取り戻して行く過程を見て、藤原代表が「駆け込める場所」と作ってくれた夢ハウス、本当にそのままの活動になっていることを子どもたちとお話ししながらも強く感じていました。子どもたちの声は、日頃から夢ハウスを支えて、ご寄付、ご支援いただいている皆さまのお力のおかげ様です。心から感謝を申し上げます。

岩手県には、白鳥が飛来して来ました。空を綺麗に並び、元気に飛びながら白鳥の鳴く声を聞いて、冬の到来が来たことを感じていました。さぁて、いよいよ風邪も、ノロウイルスも流行る時期に入りました。管理人の吉山くんは、バケツを持って環境整備を徹底していました。さすがだね!

子ども夢ハウスおおつち、今後とも、よろしくお願い致します。