2015年10月5日

いのち新聞編集会議・夢ハウス

事務所の中の、「東日本大震災パネル展」過日、子ども夢ハウスおおつちの管理人の吉山くんに手伝ってもらって完成しました。いのち新聞のみんなにも大好評で、パネルを眺めながら色々と今日もみんなで話し合いました。

「どんなに時間が経っても、理解してくれる誰かに、話しを聞いて欲しいことはある。」

東日本大震災を経験した、大切な家族を亡くした経験があるから、普段の生活の中では話さないけれども、新聞作りだから話すよと、今日は、その言葉をコンセプトに話が進みました。

月命日や命日を意識したときは、潜在意識が動き出すとき。心の信号が、行動を決めることがあります。

大きな声を出したくなった時は、大きな声を出せる場所に行けば良いし、

それを止められそうなら、いっしょに叫んでくれる人を探せば良いし、

慰められるより、黙って傍に居てくれる安心感を求めることの方があるし、

などなど様々な感情の動きを、話し合ったりしました。新聞に記事が埋まってきて、あと二つの記事を載せれば完成と、いつもパソコンを使って新聞をまとめてくれるI先生が教えてくれて、二つのうちの一つが決まり、あと一つ。最初は机に向かい、椅子に座ってみんなで話し合っていたけれど、いのち新聞編集会議は、度々リラックスタイムに突入する、震災の様々なゆるやかな会話がはじまることも多く、今後の色々企画を考えてみたりしながら、何故だか最後は二階のエントランスで地べたに座って座談会。これが一番良い話がいっぱいあったかも!でした。

今月ある次回の連続2回は、色々な被災地支援の作業で、年内は他に一回の編集会議。今作ってる新聞を、今年中に仕上げられると良いね、と昨日の編集会議を終えました。

夢ハウスの吉山くんに電話をして、夢ハウスといのち新聞と合同企画の話しを報告。寝入りだった吉山くんに申し訳なく思いながら(ごめんねー)、夢ハウスに新しいお友だちがたくさん増えたこと、子どもたちの背景を聞きながら、胸がグッと来たけれど、支えあい、思いやりながらみんなが過ごしている様子に、心打たれました。一昨日の土曜日は、保護者に送迎されてくる子、遠くから自転車や、聞けば歩きできている子もたくさん居たとか。現在は驚くほど多くの子どもたちが集まる日も増えている中、子どもたちがそれぞれの役割を自分たちで見付けて、夢ハウスを支えてくれていることを聞きました。夢ハウスは、ステキな社会の縮小図なのかな。吉山くんは、お父さんの心理を超えて、「もう、みんな、めんこいっす!」おじいちゃんの境地に達していました。(笑)藤原代表が大切にしていることを理念に、しっかり一つ一つ形に変えながら、本当に頑張ってくれていると思います。

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