2016年2月22日

いのち新聞『お茶っこの会』

今日は、いのち新聞の集まりの日でした。来週日曜日の準備を着々と進めています。

いのち新聞『お茶っこの会』は、この度、北上市に後援をいただくことに決定しました。

企画    いのち新聞『お茶っこの会』

開催日  2月28日(日)
時間     13時〜17時

《主催 》   いのち新聞
《後援 》   北上市

《場所 》   北上市さくらホール
                  一階   大アトリエ

《写真展・パネル展・映像コーナー》
①東日本大震災写真展
②おもかげ復元師震災絵日記パネル展
③子ども夢ハウスおおつち写真展
(①②③合わせて全67枚)
④東日本大震災写真映像コーナー
(スクリーンに一枚5秒で、一回約20分の写真がながれます。)

《対象》
今回はいのち新聞のメンバーの中の、東日本大震災に於いて被災したメンバーが中心になって開催するものです。対象は、内陸・沿岸・県内外、年齢問わず、東日本大震災に於いて被災された方。東日本大震災の関連でご家族を亡くされた方。東日本大震災に於いて捜索など含めてご支援いただいた方。

《目的》
『今年はパネル展はやらないの?』とお声掛けいただいたこと、皆さんの今の気持ちを聞かせていただいて、ご希望に沿って、お茶っこを開催する運びとなりました。東日本大震災から5年を迎える今。少し揺れる気持ちを、ひとときですが共有しながら、ゆっくり話し合ったり、じっくり考えたり出来る環境を整えています。

《参加費》無料

《お世話係》
小学校、中学校、高校生の子どもたちがお手伝いをしてくれて、お茶っこテーブルまでお飲み物をお持ちします。ゆったりした気分で、首を長くしてお待ちください。

《差し入れ》大歓迎!

*キッズルームがあります。お子様連れでも大丈夫です。

《つぶやき》
現在、大分県でおもかげ復元師の震災絵日記パネル展、東日本大震災写真展を行っていただいております。去年の秋から、今年の春まで市役所二ヶ所、道の駅、図書館、デパート、公民館など7つの会場を旅させていただいております。

たくさんのテレビや新聞にも取り上げていただいて、ありがとうございます。大分県を旅しているパネル展をご覧いただいた皆さまからのメッセージなど、このパネル展を担当してくれている宮古市出身のFさんから、今日、報告をもらいました。

28日のお茶っこの会のお茶っこコーナーに、置かせてもらおうと、今日、みんなでファイルをしていました。

その中に、ステキなお話がありました。会場に鈴の音が聞こえて来て、鈴の音のする方を見ると高齢の腰の曲がった女性が、来場してくださったそうです。聞けば、二時間かけて電車を乗り継いでお出でいただいたそうで、『新聞の記事を見て、来たかったから。』と言っておられたそうです。その方は、パネル一枚一枚をじっくりと見て居られて時折、頬に流れてくる涙を拭きながら一枚一枚に手を合わせて下さったそうです。約二時間を掛けて、会場のパネルを見ておられて、鈴の音が遠くなり、ゆっくりと帰って行かれたそうです。

今日はみんなで、いただいたご報告を拝読し、号泣。鈴の音・・・、高齢の女性・・・、2時間・・・。せめて、お名前を!と、思わず言ってしまった私でした。パネル一枚一枚の、お空に行かれた皆さんが、手を合わせてもらえて一番嬉しかったのかな。思ってくださる方の心に、ずっと生き続けてくれますから。ご縁をつないでいただいた、皆さんに感謝をさせていただいた時間でした。

28日は、お茶っこコーナーに、置かせてもらっています。鈴の音のお話し、会場で見つけてみてください。会場内にはティッシュを5箱、各場所に設置しています。ゆったりした時間を、どうぞお過ごしください。

いのち新聞編集部一同