2016年2月20日

子ども夢ハウスおおつち

1月、2月と非常に忙しくて、私もなかなか思うように夢ハウスに行けずに居りました。

藤原代表が大槌入りされるときに北上市で会議と打ち合わせの時間を作っていただいたり、また別に夢ハウスの管理人の吉山くんが、大槌町から北上市まで片道二時間かけて来てくれて打ち合わせしたりと、メールや電話も活用して、親子のような藤原代表と吉山くんに配慮いただきながらの毎日でした。子どもたちとも、先月今月と私は電話やメールでやりとりしています。

子どもたちの生活の中、その移り行く背景と環境。復興が進んで欲しいと思う中、目まぐるしく変化する環境に対し、現在・過去・未来を照らし合わせる中、心に波が起きる人が出るのは当然で、子どもたちがどのように対応出来るかを、学校の先生方々や行政、地域の皆さんと、向き合い方含めて話し合いながら今月も後半を迎えました。

東日本大震災から5年を迎える今年の3月11日の件です。夢ハウスでは去年までは、多くの皆さまにご支援いただき、亡き家族にお手紙を書いて付けた風船を空に飛ばすなどで過ごしてきました。ご協力いただき、ありがとうございました。ただ今年は、地元関係者の、子どもたちの希望により静かに過ごそうと言うことになりました。

この時期に入り更に被災者の皆さんの、遺族側としての気持ちの波が非常に大きくなって来た人も多くなりましたので、ここでお知らせをと思います。

夢ハウスに去年までお迎えしていたたくさんのお客様ですが、今年は御遠慮いただければという方向で決定致しました。もっと言うと不在になっているので、失礼してしまうことがあることを含めてですが。遺族の立場である被災者の皆さんの気持ちを察していただき、亡き家族を静かに思う時間に、ご理解・ご協力・あたたかく見守っていただければと思います。

ご支援をいただいています皆さまには、5年目の命日の日を、どのように過ごしたのか、子ども夢ハウスおおつちのブログにて、お知らせをさせていただく形になるかと思います。

いつもご支援、ご寄付いただいている皆さまに、心を寄せていただいている皆さまに、深く感謝を申し上げます。今後とも、変わらぬご支援を、よろしくお願い致します。

対応に追われている吉山くんが余りにも大変そうなので、取り急ぎこの場をお借りしての、報告とお知らせでした。