2016年2月17日

マンツーマンセミナー宮古市

滝沢南中学校の授業を終えて、マンツーマンセミナー現場技術指導のため、その足でそのまま3時間掛けて(岩手県は広い!)一泊二日で宮古市へ向かいました。

セミナー更新情報取得のため、定期的にマンツーマンセミナーを受講されている、宮古市で頑張っているNさんとチームの皆さんです。

Nさんは東日本大震災のときに宮古市の遺体安置所を中心として、山田町、大槌町、釜石市のエリアでずっとお手伝いをしていました。当時はNさんを必要としている現地の人たちにつなげながら、私もずいぶん助けてもらって、Nさんと連絡を取り合いながら声を掛け合い、情報を交換しながら走っていました。「戻して差し上げたかった」の思いが、Nさんの技術をどんどん高くしていると思います。今回は現場での技術指導とのことでしたので、そのようなながれの中で進めながら、技術が毎回レベルアップしていることを感じていました。Nさんの技術課題をクリアしながら、又、新たな課題を見付けながら、宮古市を後にしました。けれども毎回感じることは、「悩むより、動け。動いてから悩め。」をモットーに現場に走るNさんに頭が下がる思いですが(Nさんは動くための基本的な力を持って居られるので、人に嫌な思いはさせません。)、同時に亡くなられた方の背景を大切にしているNさんに、人の温もりを感じることも多くありました。

被災地ではあるけれど、やっぱり美味しい海産物が豊富です。是非ともお出でいただいたときは、召し上がってもらいたいと思った、食いしん坊の私でした。

東日本大震災後の支援のため、復興のため、全国各地から家族の元を離れ、長期間単身赴任で御尽力いただいている様々な職種の皆さんが、被災地沿岸には多く居られます。心から感謝を申し上げる次第です。