2016年9月24日

マンツーマンセミナー

3日間のマンツーマンセミナー、お疲れ様さまでした。医療従事者向けコース、二泊三日のセミナーでした。

いくつもの課題をお持ちになり、一つ一つの課題に対して、発生している状態からの仕組みを様々な角度から見て理解され、技術に変え、解決していきました。

元々ERという救命救急の現場で、バリバリ仕事をしていた方です。現場で起こる様々な事案という背景と、お体の状態という目の前の方に起こる、家族の希望が多い現実。

お昼休憩中に私たちがいつもお世話になっている、たまたま別件で来社された検視に詳しい司法関係の方にお伺いすると、家族のためになるならと少しの時間をいただきました。法医、司法、検視について救命救急で出来ること、出来ないこと(法に基づき司法が関係するので)教えてもらうことが出来て、「これからの連携が、ご家族にとっていい形で、そして時代に沿う形で、とてもスムーズにいきます。」と納得された様子でした。

3日間の内容は、課題に対しての技術半分、死生観を含めた悲嘆の援助関連半分というバランスで学ばれた3日間。大変、お疲れ様でした。益々の御活躍を、お祈り申し上げます。

今回のマンツーマンセミナー中、嬉しいお知らせが届きました。少し前にマンツーマンセミナーを受講された、経験豊富なベテラン看護師さんが、行政のバックアップを受けて起業したとのお知らせを受けました。

全国各地から来社され、弊社のマンツーマンセミナーを受講され、起業された方は今回で8人目。その他医療、介護職、行政、自衛官、警察官、僧侶、教員、葬儀社、搬送業、エンバーマー、納棺師から復元師へステップアップするなど、皆さんそれぞれの立ち位置で、全国各地から来社され、ご希望のコースを学び、お仕事に活かされながら御活躍されています。(半年〜1年に一度、情報更新のため同じコース、又は他のコースを選び受講される方も多く居られます)

今回ご報告いただいて起業された方も参加型納棺と、特殊遺体の実務をガッチリ学んだコースの方でしたので、ご遺族の世界を様々にコーディネート出来る、その後のご遺族を支えてくれる人が又増えて、セミナーの中ではその方にしか出来ない形を作り上げ、お帰りになりました。色々沢山悩んでいた分、一念発起をしてのスタート、今まで以上に御活躍されること、嬉しく思いました。応援しています!

仕事は深めていけばいくほど、節目はあっても終わりのないものです。でも、自分に出来ることは限られている。だからこそ、プロのつながりのそのネットワークが、きっと悲しみの中にいる方を支えるのだと思います。

立ち位置がどうでも、気持ちは同じ。悲しみを持つ人にとってのブチブチと切れてしまう目の前の時間は、不安をあおります。元々不安を持つ方に、これ以上の不安を感じてもらわない援助がきっと出来る。マンツーマンセミナーでは、確実に同じ思いの方に出逢え、深めることが出来ます。

大変多くのお問い合わせをいただいているマンツーマンセミナーですが、私のスケジュールの関係もあり、日程をご相談させていただくことも増えてきました。ご迷惑をお掛け致しますが、弊社担当者にご遠慮なく、お問い合わせ下さい。マンツーマンセミナーのお申し込みは、お手数をお掛け致しますが、弊社のメールにて申し受けています。よろしくお願い致します。又、内容によってはマンツーマンセミナーの内容に沿わないと弊社で判断した場合、お断りさせていただくこともございます。ご了承ください。