2015年9月15日

「いのちの授業」

岩手県北上市立南中学校三年生の皆さんと、「いのち」と「東日本大震災」について、被災地に指定された県の子どもたちと復興についても、いただいた時間の中で一緒に考えた90分でした。南中学校さんは、3回目のいのちの授業の訪問になります。

授業を終えて校長室に戻り、校長先生が「何だか、子どもたちの普段の様子と違って、初めて感じる子どもたちの雰囲気でした。」そう話していたときに、校長室を訪ねて来てくれる子どもたちが・・・。校長先生が、さっきと同じことを子どもたちに聞くと、

「だって、なんか、すっごい心に残る話だったからぁ、ちゃんと話聞いてました!」

亡くなった人との関わり方、そこに関わる情報の捉え方、気持の中で起こる様々なこと。亡くなった人たちが私たちに遺し教えてくれていること、私たちがそれに対してどのように感じ、生きていく糧にするのか等々。みんな、真剣でしたね。とても素晴らしい集中力と、聞く姿勢でした。

そう、本当にみんな一人一人が自分の気持ちを大切にして、そして目の前の人のことも、周りのいのちも大切に考えてくれた時間でした。何とも、大変な盛り上がりでした。今日の授業のために、事前授業をしてくださっていたとのことで、諸先生方とチームになれた、本日の「いのちの授業」だったと思います。

人生の節目に立った時、孤独だと思った時、何かに挫折した時、なんか上手くいかないな〜と思った時、今日の授業を思い出してみてくださいね。

これからも、ご縁をいただくたくさんの子どもさんたちと、過去と現在から、未来を考えていく時間を積み重ねていき、私も共に学びながら進んでいきたいと思います。お世話になりました皆さまに、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。