当時は小学校の低学年だったと、授業の前に当時のことを色々と話してくれた、生徒の皆さん。
「鮮明にすごく、よく覚えています。」
「自分が見て、感じたことしか分からないから、もっと色々知りたい。」
等々。津波で家族を亡くしていたり、安置所の中を家族を探すために歩いた経験のある子どもたちも居ました。この子たちの中学校は、当時は遺体安置所になっていました。だからこそ、地域の人が安置された、自分たちの体育館のことを知りたいと、話してくれました。
事前授業で、おもかげ復元師の震災絵日記を読んで、様々に気持ちを通わせてくださっていたことを先生に伺いました。
復興の価値観、家族への想い、東日本大震災に於いて御尽力くださった、みんなの家族を捜してくれた警察や自衛隊、消防の様々なプロの皆さんのこと、皆さんといっしょに、当時のことを共有できたことは、私にとってもとても心に残る時間になりました。
岩手県に居る時は、事務所か夢ハウスか、納棺の現場に向かっているけれど、弊社にはご遺族もたくさん遊びに来てくれるので、きっとお話を聞いてもらえます。寂しくなったら、いつでも遊びに来てください。