2015年9月14日

がんばれNIPPON!

元々若い頃にバレーボールをしていた私。昔は、182㎝になる予定だった身長は、未だに154㎝のまま。まさしく、予定は未定だ。まだ身長は伸びるはずだと思っている私。まさしく、それは妄想に過ぎない。現実って、厳しい。まぁ、そんなもんだ。

ここの所、全日本男子バレーボールの試合を、見れる時には楽しみに見ていた。騒ぎすぎる私に、じいちゃん「静かにしてください。もう若くないんだから。」って(笑)

自分の子どもの歳くらいの若い選手たちが、本当に粘り強く、よく頑張っている姿は、本当に素晴らしい。しかし、若い選手がこんなにものびのびとプレーが出来る指導と環境づくり、信頼関係を作れるベテラン選手が、監督が、縁の下の力持ちの人たちが、本当にすごいと思いました。私はセッターだったから、これまた、セッターの采配の、テクニックの凄さにうなっていました。きっと見てない所でも、ものすごい努力を積み重ねて、自分と向き合ってこられているのだと思います。まさしく、sportsmanship(スポースマンシップ)。一人一人が優れている、その人たちがつながっての、素晴らしい試合。チームプレーの意味を、また考えさせられた、素晴らしい日本のプレー。

明日から出張の吉山くんが、チラッと我が家に寄ってくれて、一緒にバレーボールを見ていた・・・。今日の試合後の、清水キャプテンの言葉に二人で釘付けになった。

「全国各地で災害に遭われた皆さんに、自分たちのプレーを見てもらって、元気を出してもらえるような、そういうプレーをしていきたいと思っています。」

私「今の言葉、聞いた?」
吉山くん「はい、聞きました。」
二人「・・・。」
私「どう思った?」
吉山くん「すごく、すごく嬉しいです。」
私「だよね。」

そういう全国各地の被災地を思う気持ちで、この試合に挑んでくれていたんだと思うと、また深く心にに残る試合になりました。

結果としてはイタリアに3ー0で日本が負けた、今日の試合。勝ち続けていた日本でした。だけど、不思議となんか負けた気がしなかった。正確には、勝ち負けを通り越しちゃってたのかも、しれません。不思議な試合を見ました。最後まで諦めない、どこまでも食らいつく、粘り強い試合でした。確かに、一つ一つのプレーから元気と勇気をいっぱいもらったね、と話していたので、被災地を意識して、使命を果たしてくれていたんだと知ると、なんだかすごく嬉しかった。私たちだけじゃなく、被災者の人はみんな嬉しかったんじゃないかと話しました。

その後、どんどん被災者の人たちからの連絡が入りました。「清水キャプテンの言葉が嬉しかった」みんな、あれだけの粘り強いバレーボールを見せてもらって、口々にそう言っていました。

素敵な試合を、ありがとう!ここの被災地からも、熱いエールを送っています!がんばれ、NIPPON!!

そして私は、明日は現場に走ります。