2014年11月16日

安置所

金曜日は午前中に現場に向かい、セミナーを終えてお昼過ぎから安置所に向かいました。

被災地と呼ばれる場所は日本中でも多く、岩手県の地で被災地と呼ばれる場所で御尽力されたマンツーマンセミナーにお出でいただけたご縁により、皆さんとつながれることは、とても心強い時間でした。

岩手県内にある、東日本大震災の安置所跡地を回って手を合わせる時間をいただける度に、私にとっても様々な思い出があり、とても大切な場所になっていることに気付かされます。後悔をたくさんした、あの時間には戻れないけれど、様々に記憶が蘇ってきて、亡くなられたお一人お一人の人生に再び触れさせていただけた気がします。完璧ではない自分、未熟だから、生かしてもらえているのかなと、過去の記憶と生きている自分を感じていました。

安置所跡地は、今は静かに存在しています。地域の皆さんが、そこが安置所になっていたことを知っていて、今はそこも生活の一部になっています。歴史って、こうやって大切に、積み重ねる時間のことを言うのかなと、感じました。

又、時間を作ってゆっくり回って、手を合わせたいと思った1日でした。