2014年11月19日

大迫地区更生保護女性の会様講演

岩手県は早池峰山の麓、国指定重要無形文化財の早池峰神楽等を守り伝える大迫地区。弊社のある北上市から車で50分くらいでしょうか。朝の8時半に事務所を出発し、寄り道して、寄り道して〜、会場へ到着しました。寄り道と言っても、以前納棺に伺ったお宅を訪ねて、いました。

会場の近くでは、「朝市」を見かけました。何だか賑わっているなぁと思っていたら、今回、お声掛けをいただいた大迫地区語り部の方の「語り」に酔いしれながら、町の歴史を教えていただきました。朝市は、9の付く日に行われ、500年続いていると教えていただきました。早池峰山は三億年前から存在していて、白や青の山の顔(色)を持つのだそうです。岩手山は火山だから、陽が当たると赤の顔を持つんだよって、教えていただきました。やっぱり、語り部さんには憧れます。夢中になれる語りが、憧れの眼差しになってしまう。素敵でした!

今回の講演は、社会福祉協議会・民生委員の会他、4団体様合同の後援とのことでした。本当に色々とお世話になりまして、ありがとうございました。

お昼過ぎに事務所に戻り、通常業務に入りました。現在、今月は残りの日数で原稿を5つ仕上げます。それから、これから販売予定の二つの企画の仕上げ等々ありまして、現場と諸々の業務を一つ一つ大事にしながらの時間を積み重ねます。

頭を働かせるためには、顎を動かすと良いらしい。岩手県は今、りんごが美味しい時期を迎えました。りんご畑には、たくさんのりんごが真っ赤に実っていました。とても綺麗な光景です。

そうそう、語り部さんが言っていた。「大迫地区にも河童が居るんだよ。遠野の河童は青河童、大迫の河童は赤河童。どうしてってね、ここの名産のワインを飲んでいるからなのよ!」素敵なお話しでした。語り部さんって、知恵をいっぱい持っていた。

さて、明日は午前中仕事をして、お昼前に秋田県の看護学校へ向かいます。新人看護師の皆さまへ向けての3時間の講義です。皆さまにお会い出来ることを、楽しみに致しております。