2014年11月6日

じじの83歳誕生日

83歳になった、我が家のじじ。

先日、我が家にSECOMを入れた。「寂しい時は、この「非常」ボタン押して良いの?」SECOMを余り理解していないじじ。(´・Д・)」ノリの良いSECOMさんが言った。「うん、そうですね。非常ボタンを押したら、センターから先ずは電話が来ますので、「寂しい」と言ってくださいね。それじゃないと、警備員が来てしまいますのでね。「寂しい」と言っていただけると、違う部署につないでくれますから。あ、ただ警備員に会いたいのであれば、そのままで大丈夫です。(笑)」本当かいっ!(笑)SECOMさんとは、正しく付き合いましょう〜ね、じじ!!(´・Д・)」

帰る約束をしていた時間より、大幅に遅くなってしまった昨日。「遅くなって、ごめんねぇ、じじ。」と、私。「うん、良いよ。慣れてるから!」って。恋人かよ!って大笑い(笑)じいちゃん、粋だね!

じじの誕生日に何を話していたかと言えば、すでに眠そうなじじ曰く・・・。「あのよぉ〜、俺はよぉ〜、いつも思うんだけど、あの世ってよぉ〜、(ちなみに普段はそう言う話はしない、じじ)例えば、次元の違う世界があると科学的に証明されている現代で、違う次元に、たくさん居る人たちに、たまたま会ってしまうってことだべ?じゃあよ、この世で心霊写真特集とかあるべよ、この世の人から見れば、あの世の人の顔が写真に映ると怖いべよ?でもよ、その次元でその怖い顔が実は笑顔として評価されているとしたら、この世の笑顔があの世から見れば怖い顔かもしれないべ?あの世の心霊写真特集に、じじの笑顔が発表されているとしたら、あの世の人はやっぱり怖いのかな?」全然、意味が分からないけれど(笑)、何となく理にかなっている⁉︎ちょっと面白かった(笑)

「じじ、普段そんなことを考えてるの?」と、私が聞けば「うん、暇だから!」と、じじ(笑)83歳、まだまだ冒険心のある人生を送っています。「あの世があるとしたら、会いたいのは誰?」と、私が聞けば「やっぱり、母さんかな?」って。幾つになっても、親子の関係は変わらないのだと、教えてもらいました。「他人から見れば幽霊かもしれないけど、じじからしたら、母さんだから。幽霊って人から言われても会いたいもんだよ。でもよ、じじが死んだら、お前の前に出るとき、変な顔して出てやるからな。(笑)」と、ズルい顔(笑)「いや、普通に出て来ていいよ。普通で(笑)」そんな会話が、83歳のじじの誕生日に繰り広げられていたのでした。

普段は、納棺の時間に悩むことがある、「おじいちゃんの気持ち」をアドバイスしてもらっています。相談に乗ってもらうから、そういう話も付き合ってくれるのかな〜?と、感謝している娘でした。

じじ、83歳の誕生日おめでとう〜!(´・Д・)」