2014年11月24日

日総研東京セミナー

定員をはるかに超えての100名近い参加希望とのことで、会場が広い場所に変更になり、セミナー中の会場は熱気に溢れていました。

赤ちゃん・子どもに関してのセミナーと言うことで、助産師さん、NICU(赤ちゃんの集中治療室)、ICU、ER(救急救命)、こども病院、ホスピス、緩和ケア病棟等、遠くは札幌、四国、九州から、専門職の皆さんがお集まりになりました。

セミナー終了後には長蛇の列が出来て、お一人お一人の質問にお答えしていきました。又、日総研さんから出版させていただいている専門書、ポプラ社さんから出版させていただいている2冊の本をお持ちになられた皆さんに、サインを入れさせていただきました。

現場で起こる突発の対応を含め、遺されたご家族の求める様々なこと、現代に起こる社会問題を含めて皆さんと一緒に、10時〜16時までのセミナーの時間の中で、考えて、実践に向けて講習を深めていきました。

セミナー中も、本当にたくさんの御質問をいただきました。特に、質問の内容として今回多かったことにお答えしながら進めましたが、私たちの悲しみの時間の中にいらっしゃる宗教者や火葬場の人たち等、プロの皆さんの存在含め、知っていただけたと思います。特に、赤ちゃんや小さな子どもさんたちのお別れは、葬儀社さんが入られることが非常に少なく、親御さんが火葬まで、頑張っているのが現状です。

皆さんと一緒に話し合う中で、実に一人一人の背景と共にいのちに向き合われている現場を、教えていただきました。子どもさんたちが一人一人こんなに愛され、限られたいのちを育んでもらっていること、頭が下がる思いでした。

今は今しかないから、今をどのように過ごしたら良いのか、二度と戻らない今を、大切に過ごしていただけることが、その本人の存在を丸ごと受け入れることになるので、御本人とご家族を支える目的で、つながるプロのチームでタックを組めるように、お一人お一人の御活躍をお祈り申し上げながら、今日のセミナーを終えて、岩手県に帰ってきました。

東京入りした昨日は、長野県で震度6弱の地震のニュースを見ました。その前に緊急地震速報が流れ、東京も震度3の揺れがありました。震源地は、来年講演で伺うことに決まっている場所でした。まだまだ落ち着かないと思いますし、大きな揺れでしたから余震も続いて不安な日を送られていると思います。とても心配していました。

岩手県の朝は氷点下になるようです。足が冷たくなりすぎて、もう、廊下は靴下を履かないと裸足では歩けなくなりました。いよいよ、冬を迎える時が来たようです。さて、明日も大忙しです。頑張りましょう!