2014年11月10日

宮城県柴田郡PTA連合会様講演会

小学校の体育館を会場として、小学校中学校の保護者の皆様を対象にご縁をいただきまして、「いのちの原点回帰」と題して、90分のお話をさせていただきました。

講演前に校長室で、とっても素敵な校長先生と教育長さんと皆様と色々なお話しをしながら打ち合わせをさせていただきました。自分の小学校、中学校の時もきっと、自分たちの知らない所で、先生方々に心配をしてもらったり、愛されていたんだなぁと、そんなことを感じながらの打ち合わせの時間でした。チームワークと団結力のある、地域の学校。そんな印象を受けました。

講演前の教育長さんのご挨拶が又とても印象的で、言葉の使い方の上手さとお人柄がとても温かく、子どもの気分に戻ったような気持ちになりました。講演は、私が小さい頃に可愛がってもらった地域のお年寄りのお話し、現場のお年寄りが教えてくれる様々なこと、みんな知恵をいただいて、みんなで考えて悩み、火葬までの限られた時間を、大切に過ごさせていただいていること、思いやりの深いお年寄りの言葉に、みんな勇気をもらったり励まされたりしながら支えていただいていること等を、お話ししました。

講演が終わり、校長室に戻りました。校長室には、子どもさんたちの写真がたくさん貼られていて、中でも一番目を引いたのは、給食時間の配膳の写真でした。子どもさんたちの中に、高齢の女性が映っていて、校長先生に「なぜ、給食時間におばあちゃんがいらっしゃるのですか?」とお訪ねすると、「よくぞ、聞いてくれました!」と、校長先生に素敵なお話を教えていただきました。

小学校一年生は、入学当時は配膳の仕方が分からないので、地域のおばあちゃん方々が1週間くらい、給食時間に配膳のお手伝いをしてくださるのだそうです。少しして、子どもさんたちが配膳が出来るようになった時、上手に出来るようになっことを、お手伝いをして下さった地域のおばあちゃん達に見てもらう。この写真が、その時の写真なんです。と、校長先生に教えていただきました。

なんて素敵なことでしょう!この核家族化が進む社会の中で、地域のおばあちゃん達との交流がある、小学校。子どもさんたちにとっても、愛情がいっぱいもらえる機会を一つでも多く学校が作ってくれる環境。気持ちがとても温かく、そして満たされたお話でした。素敵なお話でした。皆様に、本当にお世話になりました。心から、ありがとうございました。

昨日からマンツーマンセミナーのスタートです。長野県からお勉強に来られています。少し高度な復元コースですが、頑張りましょう!明日からは、広島県からお二人見えられます。頑張りましょう!長野県と広島県は、今年とても悲しい災害のあった所です。岩手県の地で、みんなで一緒に考えていけたらと思います。