2014年12月13日

トヨタ看護専門学校様講義

愛知県豊田市にある、トヨタ自動車株式会社が設立した、看護専門学校です。

すごいですね、一つの企業が町を作る。一昔前で言うと、お城のある城下町のような、それでいてハイカラな、そんな雰囲気の町でした。それでいてお年寄りをみんなが大事にしていて、ドラえもんの世界に来たのかと思うような、見たことのない電動自動車が町の中を走っていて、「え?今のは何?」みたいなことがいっぱいあった、夢の国⁉︎世界を代表する企業の1社、トヨタ自動車の凄さももちろん、人が温かくて、町の温もりを感じた時間でした。

(そして何か急に、宣承さんの住む西和賀のお年寄りが恋しくなっちゃった(´・_・`)私でした。うぅ、いい歳をして、私はちょっと初めて西和賀にホームシック。)

まさに、東日本大震災の町づくりを思わず照らし合わせながら、色々と学び感じた時間でもありました。

講義は、1年生・二年生・三年生・教職員の皆さまに向けて、お話しをさせていただきました。校長先生は、お隣の大きな病院の院長先生でもあり、非常に御多忙の中で、講義に最後まで耳を傾けて下さっていました。2つの代表を兼務するって、本当にとんでもなくすごいことな訳です。だから大変、恐縮した時間でした。

学生の皆さんは、目をキラキラさせて、たくさんメモを取ってくれながら現場に視点をあてて、聞き入ってくれていました。

死は、夢物語の中にあるものではありません。現実の、自分の人生の中に確実に起こることなのです。普段の生活の中に起こる、悲しみや嘆きへの向き合い方が、「死」に直面した時に大きく影響して来ます。地域の中に経験者や、生きる知恵を持っている方、一緒に考えてくれる方はたくさん居るから、普段からつながっていてね。とお話しをさせていただきました。医療従事者と言うプロの道を目指す皆さんに、講義の最後には「人生を上手く生きるためのポイント」を伝えると大爆笑だっけど、本当にそれが大事なんだよ。明日は明日の風が吹く、明日のために、気持ちの切り返し、しっかり出来る大人になってもらえたら、老婆心ながら(笑)お伝えしました。

教職員の先生方々にも、大変お世話になりました。皆さまにお会い出来て、本当に嬉しかったです。心からありがとうございました。