2013年6月27日

奥州市立水沢小学校6年生へ

奥州市立水沢小学校6年生の教室で行なわれる皆さんの授業に、お邪魔しました。担任の先生が、ポプラ社さんから出版されている「おもかげ復元師」と「おもかげ復元師の震災絵日記」を使って授業をして下さっていました。今、全国の多くの小学校、中学校、高校、大学の授業で、この二冊の本を使って授業が行なわれていることを伺っています。皆さんが大切な家族について、今を生きている、そして必ず誰かに支えられ、生かしてもらっていることを皆さんで考えてもらえること、そして悲しみの中にあるものと、もう戻らない今を過ごすことの大切さを感じてもらえたらと思っています。岩手県の小学校の皆さんも、復興教育を受けています。6年生の皆さんは、「いのち」について、様々な意見を話し合いながら、東日本大震災について、考えていました。それはもう、感動してしまう授業の内容で、涙がポロポロ出てきました。今を生きている子ども達と、安置所で出逢った亡くなった子ども達が重なりました。生きていてくれること、同じ年頃の亡くなったお友達を思ってくれていること、すごく嬉しかったです。被災地から内陸に引っ越して来たお友達も沢山います。みんな、手をつないで助け合っていました。授業の後半、白衣を着てみんなの前に登場しました。そして、今までのこと、安置所の中のこと、これからのことをお話しさせていただきました。本当に素晴らしい授業でした。皆さんとお会い出来て本当に嬉しかったです。ありがとうございました。