2013年6月29日

Honey L Days さん、被災地慰問


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Honey L Days さんが、岩手県に来てくれました。東京でライブを終えて、そのまま岩手県入り、そして被災地の保育園、仮設住宅を回り四ヶ所の慰問後に、そのままとんぼ返りで東京へイベントのため、お帰りになり、とてもハードなスケジュールの中で、子ども夢ハウスにも来てくれました。

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旧安渡小学校公民館でのライブから、私は参加させていただきました。公民館でのライブの前に、ご挨拶をさせていただきました。とても爽やかな好青年のお二人。眼球のきれいな、礼儀正しい、真っ直ぐなまなざしの、何か強い芯を感じる頼もしい印象のお二人。

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準備中でも、ハニエルさん方は子ども達に、集まった皆さんに気さくに声を掛けてくれます。あっという間に世代をこえて、0才〜91才⁉までの人気者に‼トークも、とっても面白くて皆さん大爆笑。ハニエルさんと一緒にした、曲に合わせた手拍子は、「いやぁ、良いリハビリになった‼」と年輩の方々が言っていました。そして、歌を聞かせていただく中で又、それぞれの思いの中で、皆さん号泣。泣いたり、笑ったり、感情がいっぱい出たライブでした。何より、初めて聞かせていただいた「ありがとう」と言う曲は、嘆くと言う感情をそのまま表現されている歌で、この曲は、このままグリーフケアになるよね、とハニエルさんとご縁をくれた川村君と話していました。安渡小学校には、震災の初期から私もずいぶん通った場所です。この公民館は、震災当初避難所でした。子ども夢ハウスのライブの前に、少し皆さんと町を一緒に歩いて、震災当初のお話しから、今現在のお話しをさせていただきました。

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子ども夢ハウスでライブ。本当に忙しい中で来てくださって、本当は疲れているはずなのに、全くその素振りを見せないプロとしての凄さを、教えてもらった気がします。近くで聞かせていただくその歌声に感動して、その真っ直ぐなハニエルさんの気持ちがとても伝わって来て、感動して、有難くて涙が溢れて来ました。歌の力はすごいなぁ、心にグッとしみてくるなぁ、何度も何度も、感謝しながら、そう思いました。

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お誕生日パーティでもあったこの日、ハニエルさんのお二人が何と、ハッピーバースディを歌ってくれました。すごいなぁと思ったのは、誕生日の子ども達の名前を一人ずつ呼んでくれたこと。嬉しい、ワクワクする気持ちを、みんなに持たせてくれました。そして何よりもっと感動したことは、「ケーキを食べながら、僕達の歌を聞いてね。」と。なかなか、こんなに有名になった人が言える言葉じゃないと、私は思いました。本物は、首(こうべ)を垂れると、昔の人達はよく言った。まさに、この時にそう思った。そしてもっとすごいのが、「ケーキがみんなに行き渡るまで待ってるよ。」と。その懐の深さは、「待つ」忍耐力と「見守る」ことを知っている人にしか言えない言葉だと思う。ハニエルさんのお二人は、子ども達を、しっかり見つめて、見守ってくれていました。

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子ども達は、みんなそれぞれの事情を持っているのだけれど、だからこそ、ハニエルのお兄さん方が自分達の味方であることを感じ、こうして色々教えてもらって、触れ合ってもらって、目一杯遊んでもらって「ハニエルのお兄さんたちは、今度いつ来るの?」と、目をキラキラさせて聞いていました。

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子ども達は次々と、ハニエルのお兄さんたちにサインのおねだり。Tシャツから始まって、DSに、充電器に、自分のハンカチに。終わらない、終わらない、ずっと続くサインのおねだり。おねだりする全部に、ハニエルのお兄さんたちは、サインを書いてくれました。

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こちらは、ハニエルさんのサイン。ハニエルさんのサインを沢山もらったKくんは、ハニエルのお兄さんたちに寄り掛かって何やらメモ帳に一生懸命何かを書いていました。で、何をしていたかと言うと、時々ハニエルのお兄さんに聞いて仕上がったのが、こちら。

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Kくんのサイン‼そうかぁ、サインを練習していたのかぁ‼ハニエルのお兄さんに聞きながら完成したサイン。得意気な彼の表情は、とっても可愛かったです。みんなに「串カツみたい‼」と言われても、全然気にしないKくん。だって、かっこいいハニエルのお兄さんたちに憧れて、サイン出来上がったんだもんねo(^_-)Oハニエルさんに、本当に心から感謝申し上げます。そして、川村くん、ありがとうね。( ´ ▽ ` )


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