2013年10月13日

今日は、二つの講演に伺いました。

午前中、朝の9時半スタートの講演は、北上市内の中学校「北上市立南中学校」の三年生全員と、保護者の皆様に向けて、復興教育授業講演に伺いました。

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講演会場の体育館へ向かう途中、学校内の階段フロアにあった、素敵な言葉を見付けました。

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 講演は90分。東日本大震災の私自身の経験は、沢山の皆さんに支えていただいた時間だったこと。そして、安置所の中には、お一人お一人の人生の最期があったこと。死は、終わりではなく、遺された私たちが死と向き合い、ゆっくり、じっくり大切に考えることから、色んな悲しみがあることを知り、その一つ一つと出逢うことで、生きる勇気に変わること。死を意識することは、生を意識して生きることにつながることなど、「死」を知ろうとする気持ちとその出逢いの中から、普段の生活の関わり方が見い出せることなどを、人の感情も表現も、人それぞれで、大切なのは何事も「見守る」「見極める」観察の目が大切であることなどをお話ししました。最後の生徒さんの感想では、「今を大切に生きることと、家族との関係をもう一度考えて、ありがとうから始めたい。」などの感想をいただきました。目の前の人に感謝をすることから始める「今」こそ、大切なんだと知ってもらえて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

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午後二時からの講演会場は、北上市立北上中学校へ。PTA講演会にお招きいただきました。

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両校とも、校長室で校長先生と諸先生と様々なお話しをさせていただき、東日本大震災後の学校の活動と、復興について、いのちと向き合う毎日の生活について等、伺いました。被災地に指定された岩手県でも、今までとこれからを考えて行く教育について、教えていただきました。とっても素敵な先生方々にお逢い出来て、本当に嬉しかったです。

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講演会場の体育館には、いつも「いのち新聞」の活動を共にしている、陸前高田市出身で、大切なご家族を亡くされた学校の先生であるI先生と、東日本大震災でお子さん二人と奥様を亡くされたKくんが来てくれていたので、前に誘い私と含めて三人で、お話しをさせていただいた15分間がありました。お二人共、それぞれの経験と今の気持ちと生活の様子をお話ししてくれました。皆さんの胸にもとても響いていらした様で、話し終わると大きな拍手をいただきました。皆さんの温かいご声援に感謝を申し上げました。ありがとうございました。

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そして講演終了後、そのまま夢ハウスへ。遊具作りが本日から15日まで行われるため、藤原先生が岩手県入りされているので、みんなで向かいました。藤原先生が、夢ハウスのみんなで着るスタッフTシャツを持って来て下さっていて、みんなで大喜び‼ワイワイと、頂戴しました。これは本当に嬉しかったです。(*^^*)家に帰って来て、明日の我が家のご飯作りと、部活に行く子ども達のお弁当の準備を終えて、明日の講演の準備をして。明日も頑張ります‼( ´ ▽ ` )