2013年10月19日

五島列島研修会

本日は、五島列島にお邪魔していました。人の生活の中には必ずお別れがあります。死の存在は、人生そのものです。別に考えるのでは無く、生きてきたことと一緒に考えていくこと。遺してくれたものに向き合ったり、考えたり、悩んだりしながら、お別れの時間を過ごします。お別れの時間の中で、「どうしてかな・・・。」皆さん、そこからスタートされることが多いです。五島列島も高齢化、一人暮らしのお年寄り、水難事故など、病気のお別れの他に、死の迎え方の様々な種類があります。

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長崎県から高速フェリーに一時間半乗り、到着しました。

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島の端に立つと、地球は丸いんだなぁと実感できる水平線を見ました。

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海上保安庁が島の周りをパトロールしていました。

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漁から戻る漁師さんが居て・・・。大自然の中に立たせていただくと、自分の小ささや、生きていることの凄さを感じました。自然の中に立っているだけで、色んなことを教えてもらえる気がします。

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 五島列島も、隠れキリシタンの弾圧を受けた歴史があることはとても有名です。島の皆さんは、先祖から伝わる様々な「いのち」の物語を持たれていました。先祖から伝わる「いのち」が、周りの人たちに支えられて、生かしてもらっていること。自分も他の人のいのちを支えていること。助け合う「共助」の精神が、島にはありました。来年も又、講習会に伺うことをお約束して。

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