2013年10月14日

日本医療ソーシャルワーカー学会様 特別講演

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今年は岩手県の盛岡市が学会会場と言うことで、「日本医療ソーシャルワーカー学会」様の、本日の講演会場に伺いました。

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全国から岩手県にお越し下さったソーシャルワーカーの皆さんは、昨日は岩手県の被災地、陸前高田市に入り被災者の皆さんと交流され、東日本大震災の体験を現地の皆さんから聞かせてもらったと、目に涙をいっぱいためて、お話しをして下さいました。ご多忙の中で、被災地にお出でいただいたこと、私も心から感謝を申し上げました。

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会場の設営等を担当していただいたソーシャルワーカーさんです。「小泉進次郎さんに似てるって言われませんか?」とご本人に伺うと、「いや、よく言われます。実は僕の名前、「小泉進」と言います。」「えっ!そんな偶然なことがあるんだぁ〜‼」と、私。「「次郎」が付かないんですけど(笑)小泉進次郎さんに似てるって言われる様になってから、真似てます(笑)」と、小泉さん。

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石巻赤十字病院のソーシャルワーカーさんとは、「震災は、まだまだ終わらないですよね。」と、今を共有させていただきました。以前、石巻赤十字病院さんに講演に伺ったご縁がありました。その時、会場に聞きに来て下さっていたそうですが、すぐに病棟から電話が鳴って走ったそうで、「あの時、五分しか聞けなかったから、今日は楽しみに来ました‼」と、お話しをして下さいました。奥様が私の「おもかげ復元師」の著書を愛読してくださっているとのことで、とても嬉しかったです。会場では、阪神淡路大震災の直接的な被災者であるソーシャルワーカーさんとも様々なお話しをさせていただきながら、沢山のお知恵を皆さんにいただきました。感謝でした。

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講演が終わり、皆さんとお別れをする時に、兵庫大学の講義の中で「おもかげ復元師」を使っていただいていることを伺いました。現在、たくさんの大学さんでも講義で使っていただいていることを伺っています。若いうちから信頼出来る先生に、「いのち」を教わる子はきっと、素敵な大人になってくれるんだろうなぁと、思っています。そして、兵庫大学の先生が、教えて下さいました。「おもかげ復元師をとても大好きな先生がいらしたんです。その先生の講義は、学生の心にも、とても残る講義でした。その先生は癌で亡くなられました。最後の講義も、おもかげ復元師の講義だったんですよ。」そう、教えていただきました。本を出版させていただいて、様々な出逢いに心を打たれることが多くなりました。一冊の本になるまでには、縁の下の力持ちの方が沢山居てくれます。関わって下さった皆さんに、本当にまた深く感謝させていただいた時間でした。本は、お一人お一人の傍に居て、誰かに寄り添ってくれていること。教えていただく度に、感慨深い時に出逢います。今日も、本当に私も沢山のお知恵をいただいた時間でした。お世話をいただいた岩手県のソーシャルワーカーの皆さんに、ご縁をいただいた皆さんに、心から、深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。