2013年10月9日

こんにちは、と、おはよう

おばあちゃんを亡くされた小学生のお孫さん。納棺の時間中、ずっと傍を離れずに一緒に色々としてくれる。とても、可愛い。「ん?どうしたの?」動きが止まったので声を掛けた時、無言でうつ向いたお孫さん。「ちょっと、ストップ‼」突然、顔を上げた。何があった?どうしたかな?そう思って私が「うん、分かった。ストップしましょう。」と答えると、そのお孫さんが「ウンコ出そう‼」って。(笑)「え!今、ウンコ、こんにちはって、してる?」私が聞くと、「いや、まだ、おはようって感じ‼まだ、我慢出来るよ‼」って。そうしたら、みんなが大爆笑。「おばあちゃんも、笑ってるんじゃない?「いいから、ウンコしておいで、待ってるから‼」って言うんじゃない?」って、おばあちゃんの妹さん。「待ってるから、いいよ。大丈夫よ。」私が言うと、一目散にトイレへ駆け込んだ。ものすごい早さだった。しばらくして戻ってきたお孫さんに私が、「間に合った?」と聞くと、「バッチリ!間に合った‼いっぱい出た!昨日の分!おばあちゃん、ただいまぁ〜。」と笑顔。「昨日の⁉そんなこと、聞いてないよ〜」と皆さん(笑)「でも、間に合って良かったね〜」と、みなさん。「おはよう」と「こんにちは」のニュアンスを上手く使いこなした小学生に、素晴らしいなぁと、感動していました。おばあちゃんと、お孫さんの「いつも」に、なんだか少し触れさせていただいた感じがして、心がホンワカ温かくなった気持ちがしました。