2013年10月8日

相田みつをさんの作品

我が家の息子も復興教育を受けて育っている。友達とみんなで、復興教育の中でとても心に残った言葉があると言う。教えてくれた。相田みつをさんの作品より。【「命のバトン」父と母で2人。父と母の両親で8人。こうして数えていくと10代前で1024人。20代前だとなんと100万人を超すのだそうです。過去無量の命のバトンをつないで自分の番を生きている。それがあなたの命です。それが私の命です。】先月の発表では、東日本大震災の全体の死者数は15883人、行方不明者数2654人、合計18537人。1と言う人が居て、次の1の人が足されて2になる。そうして18537人と言う数を意識して考えた時に、それだけの人の家族が存在しているのだと言うことを、子どもたちは意識した訳です。様々な角度から、東日本大震災を知り、学び、意識して生きること。復興は、長い年月がきっとかかると思う。建物、風景などは人が頑張って作っていかなければならないと思う。でも、気持ちはずっと東日本大震災を見てる。だから、立ち止まる事もあれば、泣き出す事もあれば、踏ん張って頑張る時もあれば、みんなで肩を組んで共有したい時もあれば、顔を見合わせて何か一つ形になったり見えてきた時に笑い合えるのだと思います。情報は人に勇気を与え、考える力を得る。悩む時は、自分中心よりも、人と人のつながりと、それが形に行動になって行き、その環境や状況を見て、今を考える事が出来る様になる。復興教育は、確実に東日本大震災に対する子どもたちの意識を高め、考える力をつけてくれているのだと思います。東日本大震災から学ぶ「いのち」。子どもたちにとって、過去の経験のその中に、家族や親戚が居る。未来の復興は、今の復興につながると思う。「頑張らなきゃ」今日、とっても大好きな、福島県の小学校の校長先生と話して、元気をいっぱいもらいました。出来る事から・・・一歩ずつ。そう、お話をさせていただいて、元気になりました。